阿修羅ガール

著者 :
  • 新潮社
3.29
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本棚登録 : 1218
レビュー : 265
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104580019

作品紹介・あらすじ

恋するアイコがガーリッシュに悩んでる間も世界は大混乱!殺人鬼はグルグルだし子供は街で大爆発!魔界天界巻き込んで、怒涛の傑作、今ここに降臨。

感想・レビュー・書評

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  • うわー、読んでしまったよ、というか読まされてしまったというか、第一部ではただ単に同級生の男の子の失踪事件を解明するミステリーとか思ってたら、キュインと方向転換して話がどっか行っちゃうし、またその話が訳わかんないのに読み進められちゃう自分がいて、読んでる途中に酔いそうになって、頭がガンガン、いやグワングワン、いやギュワンギュワンって感じになって、「今どうなってんの?」とか一人でつぶやいてしまったりして、「あれ?もしかしてハマっちゃってる?」なんて思ったり、マイジョウオウタロウってカタカナで書くと競走馬にいそうだよね、関係ないから話し戻すけど、結局面白かったかどうかわかんない、でも一気に読んでしまったのは面白かったからなのか、いやでも面白いところを述べろって言われたら、「擬音語が独特」としか答えられないんだよなぁ~、あぁ、でももう一作くらい読んでみたいかもって思わされたから結果面白いってことでいいと思う。
    なんかニチニチニチニチ書いてしまったけど、ジャンルで言ったら恋愛・オカルト・童話・ミステリー・文学、あぁ~訳わかんないからジャンルは「舞城王太郎」でいいや、って最後には思ってしまって、僕は完敗。

    って感じの文章が読み進められるなら読んでみてもいいと思います。

    レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10434438574.html

  • 舞城ォォォォォ!!何だこれカッケェェェェェ!!明らかに人を選ぶ本だと思いますがとにかくすごい。衝撃だった。頭をがつんとやられた気分です。果てしなくだらしない思考と、垂れ流しになった欲望と、だけどその中でちゃんと核心をついている。近頃こういう、口語体?の小説増えている気がしますが同時に中身がまるでない本も増えていると思う。だけど舞城さんはちゃんとある!この「阿修羅ガール」で書かれていることは、そのだらしなさの裏でしっかりと筋の通った大事なことだと思った。私はこの本すきだ。とてもすきだ。舞城さんもっと読もうと思います(人には勧めにくいけど)

  • 煙か土か食い物ぶり2冊目の舞城王太郎。彼の本は癖になる。1部はぶっ飛んだ女子高生愛子の生々しい語り。リアルにこんな子が存在しそうな気にさせる弾丸騙り。2部の序盤は句読点と改行少なくでも読むのを止められない疾走感とリズム感。既視感がある。煙か土か食い物で味わった感覚だ!からの突然の大文字。からの突然の死。からの残酷恐怖メルヘン。からのグルグル魔人。3部は1部に比べ落ち着き成長した愛子の語りでの〆。よくわからない。よくわからないけど読むのが止まらない。描き殴られているようできっと計算されてる。舞城王太郎凄い。

  • はじめの30ページくらいはおもしろいかったけど、あとは苦行

  • とりあえず読み終わりましたが…なんですか、これ?

    一人称小説をそんなに読んだ記憶が無いので、読み方がわるいのかもしれませんが、何がなんだかよくわかりません。

    主人公の頭の悪そうな台詞回しが苦手ですね。結構読み進めるのが辛かったです。

    一章後半からの場面転換までは、ある程度ついていけたのですが、二章に入っていきなり訳のわからん場面に転換してしまって、あれ?これ短編集?とか思うような感じでかなり混乱しました。あとがき見たら、二章はなにか元ネタがあるらしいですが。三章に入って場面が戻ってきて、ああ、ちゃんと続きなんだなとホッとする感じです。

    三章に入ると落ち着いた雰囲気になって読みやすくはなりましたね。

    とにかくわけが分からなかったですね。

    最初の展開的にミステリーかと思ったんですが、事件はかけらも解決してないので、これはもしかしたら文学なんですかね。

    場面描写については用意に想像できて、二章についてはホラーの雰囲気がばっちり出ていました。一章の後半は時々クエスチョンが出ましたけども。

    とはいえ、先に何度も書いているように、結局面白さもなにもわかりませんでした。

  • もう、本当に頭おかしい(笑)
    初めからぶっ飛んでると思ったけど、甘かった。2部、3部はもはや違う小説を読んでるのかと錯覚するぐらい。でも、なぜか全ての話が終わった時は、確かに一つのしっかりとした物語だと思えてそれが不思議で、それでいてなんだか爽快でさっぱりとしました。

  • こわかったああああああ 人間こわいいい
    最初の30ページが一番楽しく読めた
    後半こわくてちゃんと読めなかった すごい本だと思ったけどわたしには合わなかった 面白かったんだけど文章が凄過ぎて心にくるし、こわすぎた

  • 読むのに疲れました。

  • 結論は最後の章。
    ハチャメチャな展開だけど、意外と人間の本質的な、どうしょもない自分と付き合っていかなきゃならない自分ファイト!的なメッセージがある。
    仏教ちょい絡めのまとめ方。慈愛の精神。

  • 2016/09/18 読了
    これほど引き込まれる小説は『新世界より』以来。エンタメと人間の生き方の考察を巧みに織り交ぜる小説は、やっぱり理想的だと思う。
    女子高生の口調もわざとらしくないと思ったし、ナレーションとストーリー進行に調和していてすごいなあと。

  • 森の場面がおもしろかった。ああいう話書いてほしい

  • 【387】

  • 「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心」
    なんてシビれる一行目‼︎
    勢いで読み終えましたが、よく意味がわからなかった(笑)再読必須⁉︎

  • 好きでもない人と寝てしまったことへの罪悪感と
    その日をきっかけに佐野は行方不明になってしまい
    愛子は初恋の人、陽治が好きだと気づいた。

    調布の街では中学生暴行のアルマゲドンがはじまって
    いよいよ街もネットも荒れに荒れているときに
    愛子は自作自演で自分を窮地に追い込むカキコをして
    クラスメートに襲撃される。

    街に潜む邪悪な殺人鬼と被害者、
    森のなかにいた怪物
    どれも不気味で自分勝手で、だけどそれは愛子のなかにある暗くて悪意を持ったものと何ら変わりなかった。

    話がぶっ飛びすぎてびっくり仰天。
    やたらと「私」という言葉が出てくるので
    自意識過剰で自己愛に溢れている感じがもうそれだけで
    にじみ出ていて、
    よしもとばななの話を感じさせた。)^o^(

  • 序盤の女子高生の一人語りはちょっと読んでてしんどかったけど、「森」の章のおどろおどろしい童話っぽい感じや「グルグル魔人」の章の頭おかしい殺人鬼の一人語りは良かった。佐野はどこへ…?

  • 高校生らしき少女の一人称の語り

  • 福井出身。直木賞候補?ということで著者初体験。
    現代風?なのか作者独特のモノローグな文体に
    最初はおもしろかったものの、残り1/3を残して食傷・・・。
    他の本もこんな調子なのかなぁ。

  • ハチャメチャすぎてテンポ掴むのに苦労した。
    作者さん、面白い脳内してるな、と。

  • なんとなくミステリに分類。ミステリ…か?
    読みやすかったけれど、主人公が事件よりも好きな男しか見てなかったせいで謎が解明されないのは不満です。
    足の指。
    阿修羅像を見たときの感じ方が変わりそうです!

  • わかったような、わからないような。

  • 文体の疾走感がとてつもなかった。どんどん読み進めていってしまうような迫力のある文体。読ませる文体。これが三島由紀夫賞を受賞したということもあって、文章の表現など文学の自由性、可能性を垣間見ることができた。女子高校生の一人称、作者はおそらく男性?なのにも関わらず違和感がなくリアリティーがあり驚いた。
    三門の「森」の編は特筆。今でも脳内でイメージが浮かぶ。とてもグロテスクだが一番疾走感があった場面である。
    読んでよかったと思う。でもそう思えるのは実際に読んでみてから言えること。読まなければよかったー、という小説もあるかも知れないがそこからまた学ぶものもあるだろう。しかし読んで後悔することなど少ない。むしろ新しく考えさせられたり学ぶことがたくさんあるはずである。

  • 高校生のときに読んで、その疾走感、自分の世界が変わる小説だった。今読んでも、痺れる。

  • 勢いとエキセントリックさ。
    知的なサブカルチャー。

  • これはまた見事に人を選びそうな…下品で俗っぽい文章が怒涛のように流れていく。

  • 怒涛のイマジネーション!圧倒的なスピード感!見事な文章力!
    下品で卑猥なエピソードや言葉遣いに惑わされてはいけない。
    これは、人の心の奥底に迫る、哲学系のど真ん中ラブストーリーである。

  • 恋するアイコがガーリッシュに悩んでる間も世界は大混乱! 殺人鬼はグルグルだし子供は街で大爆発! 魔界天界巻き込んで、怒涛の傑作、今ここに降臨。

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    確か、この作品、色々と評価高かった気がするけど、いまいち合わなかった。

  • 減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。
    返せ。
    2013/03/30-04/08

  • 284ページ
    前半は割とスラスラ読めた。しかし中盤からついていくのが厳しい部分がたくさんあった。最後まで読んでみると中盤の複雑さもある程度理解できた。文章はかなり個性的。しかし、スラスラ読める部分は文章のリズム感がよかった。

  • 2011.9

  • 子供が呪いの森に入ったら変なオカルトパワーで宙に浮いて四肢や胴体や首をねじ切られて死んでいくという「森」のグロホラーが楽しかった。本作で評価に値するのはそれだけ。目立つために裸で踊りを踊っているような皮膚的な露悪趣味全開で最後まで突っ走る作品。別に斬新さや時代性もないし、話の進展もほぼ何もない。ただ女子高生が繰り言するだけのストーリー。

    と流し読みした感じでは思ったのだがhttp://chiruda.cocolog-nifty.com/atahualpa/2004/05/post.htmlにまともな批評があった。

    読んで面白いと思うものはすなわちエンターテインメントで、整合性があり、起承転結があり、オチがあり、それが一定の感情を引き起こすよう整理整頓されたものなのだが、やはりそれによって描き出せるのは所詮面白いお話にすぎず、下らなく無意味で近寄りたくもないような薄汚くてバカで卑小な人間がいるという現実に本当に歩み寄るには裸踊り的をしなければならないのだろう。
    裸踊りは下品で最低だが、そうは言いつつも裸で踊れる奴は少ない。そういう意味では価値のある作家なのかもしれない。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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