4TEEN

著者 :
  • 新潮社
3.47
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本棚登録 : 2541
レビュー : 455
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104595013

作品紹介・あらすじ

銀座から地下鉄で10分、木造の長屋ともんじゃ焼きとスカイラインを切り取る超高層マンションが調和して共存する町・月島。この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく…。14歳の中学生4人組が1年間に出会った8つの瑞々しい物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「平成」を直木賞からふりかえるという企画で読みました。
    ちょうど2019年度の高校一年生が生まれた年(2003年)の直木賞受賞作です。

    主人公のぼく(テツロー)と、貧乏だけど大柄で力の強いダイ、早老症を患う金持ちナオトに、秀才のジュン、4人の中学2年生の一年間を描いています。

    自分たちではどうにもできない大人たちの事情に振り回されることもありますが、その時々の状況の中で自分たちが「正しい」と信じることを貫く様子は青臭くも好感が持てますし、それぞれの季節のなかで、大人から見たら「どうでもいい」ような、そして「くだらない」ことに全力でいどみ、傷ついたり成長したりしている彼らの姿はまさに”理想的”な「青春」の姿であるように思います。

    クラス(教室)のなかでの中学生の精神状況もリアルに描かれていますし、男子中学生や、かつて男子中学生であったすべての人にお勧めしたいと思います。

  • タイトル*4TEEN
    作者*石田衣良
    出版社*新潮社

  • ホロリとさせる短編集。この4人の大人になった後日談も書いてほしいなぁ。

  • 14歳の少年たちの日常。早老症のナオトの誕生日にテツローたちが考えたプレゼントと、その結末に泣けた。いい友だちだなあ。テツローの彼女の拒食症とか、ダイの父の遺した自転車とか、ちょっとうるっときそうになった。次は2年後の話らしい6TEENも読もう。

  • 1/400

  • おお。14歳! 中2!
    四人のバランスいいね。
    月島って場所の選択もいい。
    ただ、表紙と裏表紙の写真はいただけないけど。
    男のコってしなやかだなあ。

  • テツロー、ジュン、ナオト、ダイ

  • 14歳の4人の男の子の友情物語。
    けっこうジーンときて、ところどころで泣いてしまった。
    すごくうらやましい関係。

  • 14歳(中学1年生)の少年4人が東京・月島を舞台にした日常を綴る物語。中二病という言葉があるように、この年頃の少年は、体と精神が子供から大人に変わる難しくも面白いとき。その時代(あえて青春時代と呼んでいいと思う)のガキでありながら実はしっかりと物事を考えるようになるまでの成長ぶりが頼もしく見える。この小説を読んだ時、たまたま自分の息子も14歳であった。自分の息子と比較すると、登場人物はかなり大人びているなあと思ってしまうが、実際には自分の息子も同じくらい成長ぶりしてるのかなと、親が気づいていないだけなのではないかと思い始めた。それにしてもこの作品の登場人物は性への関心が半端ない。いや、関心だけでなく行動もすごい。自分の時はどうだったかなと振り返って見たが、関心は大いにあったが行動力はなかったなと。これも時代なのかな。

    少年を卒業してしまった大人が読んで、あの頃の甘酸っぱい記憶を呼び戻すきっかけにもなるだろう。からだのあちこちをかゆくしながら読みました。直木賞受賞作品。

  • 叔父のオススメ

    中年男が”中学生男子の振り”をして書いた小説
    人物が薄い
    中学生男子の願望、友情、純情、背伸び、、、
    彼らの”青臭さ”は良い

  • ☆1

  • 2015/8/3読了

  • 青春してるな、というのが伝わる小説です。
    まあ、頭の中はご想像通りの
    エロエーロ(笑)であります。

    と、いうか14歳にしては刺激的過ぎるほどの
    ことをやっています。
    大事な友人を守るために盾になったり
    DV夫を身体を張って殴られたり。

    どれだけ勉強だけで学べないことを
    やってのけてるの、と思いました。
    実は彼らは一人を除けば一般的な下町の子なのです。
    一人は完璧に下流の子です。
    しかもワケあり。

    でも、彼らの絆は、それすら超えてしまう。
    続編もあるので、気になります。

  • 少年たちの瑞々しさは少し感じたけど、読後はなにも残らなかった。単なるライトノベルって感じ。
    石田衣良さんはテレビのクラシック番組で見たことがあって、作品は初めて読んだけどだいたいその印象通り。

  • タイトルが4TEENとなっているが、大人になってから読んでほしい1冊。あの時の気持ちを思い出しながら、懐かしく読んでほしい

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=111391

  •  銀座や築地から橋を渡ってすぐ、もんじゃで有名な月島の中学生4人のお話。直木賞受賞作。
     何と言っても4人の造形がいい。特にデブのダイは魅力的なキャラです。お話のほうは冒頭、「早老症」のナオトに「女の子」をプレゼントしちゃうのと、死期が近づいて病院から脱走した「アカサカさん」の話が秀逸でした。暴力やら、未必の故意の殺人やら、不倫やら、セックス(未遂)やら、こういう小説につきものの小道具のてんこ盛りだけど、主人公が中学生だってこともあって、どぎつくなってないのはさすがですね。
     何よりもすごいと思ったのは、これを書いた時に石田衣良ってもう40歳過ぎてたこと。こんな歳になって、自分たちが中学生の時に何をどう考えてたかなんて思い出せたかなあ。それがプロって言えばそれまでだけど。
     そう言えば、4人が「野宿」したのと同じ新宿に、中学生でも飲ませる店があって、そこで飲んでからディスコに繰り出してたよなあと思い出して。あの店、まだあるかなってググったら、何と今やメジャーになったカフェ・ベローチェの前身だったみたい。当時はシャノアールっていう名前でした。歌舞伎町のヴェスパってお店も中学生に飲ませてくれました。ググったらまだあったw。どーでもいいですね。申し訳ない。
     ちょっとクサい青春小説が好きな人にはお薦め。

  • ダイとジュンとナオトとテツロー。14歳の4人組の物語。何があっても、彼らは仲間だ。

  • 14歳は永遠だ。直木賞受賞。

    東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない――。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

  • 勘違いしてた。
    14なんだよね。 
    40じゃなくw
    フォーティーじゃなくてフォーティーン。

    40歳の大人4人組の話だとずっと思ってたよ。
    なんで、気にはなってたけど読んでなかったんだ。

    14歳か・・・ 
    俺はもっと大人しい平凡な子供だったな。

    この作家の本読んで始めて泣いたわ。
    IWGPのイメージが強くて、
    そんなノリだろうと思ってたのに。

    かなり泣けた。 
    ちょっと出来すぎな
    主人公たちの環境設定とは思うけど、
    それを差し引いても泣けるね。

    笑える本読むつもりだったのになぁ。

    なんか、美味しいもんじゃが食いたくなった。 
    お好み焼きの方が好きなぼくだけど、
    誰か美味しくもんじゃ焼ける人に
    連れて行ってもらいたい気分だ。

    女性からのお誘い待ってます。 
    安い店で頼むね。 

    友達っていいよね。 
    ここまでわかりあえる友達に出会うチャンスは
    なかなかないけどさ。

    彼女できた話やグループに1人加わった話が、
    その後はまったく絡まなくて
    いつもの4人で行動してるのがちょっと、ん?
    って感じだったけど。

    続編が出るようならまた読みたいな。

    いつまでも
    トムソーヤ島で楽しめる自分でありたいと思った。

  • 東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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