- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104595044
感想・レビュー・書評
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前作4TEENから2年後、高校生になったテツローたちの日常。ダイがすごくかっこよくなってた。ジュンは頭は良くても友だちの彼女に二股されるようじゃ微妙。ナオトの育ちが良くて上品な感じに好感。しかしテツローもてもて。
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H28.10.2 読了。
前作「4 TEEN」が面白かったので、
読んでみたかった一冊。
青春小説の中では、個人的に好きなシリーズ。
前作は14歳の中学時代で、
今作はその2年後の16歳の話。
恋愛要素が増えて、
青春してるね〜、と思った。
友だち、恋愛、いいね。
その他にも、ホームレスのおじいさんとの出会いであったり、ちょっと現実的に考えると無理があるけど、これは小説だから。
イベント多目でも許せる。
最終章は、前作からの登場人物総まとめ編、って感じだけど、最終章でそんな展開もってきて感動してね、ってうーむ、と思うところはあるんだけれども、個人的にはありだった。
御都合主義なところはあるけどね。
さらに何年後、の話も読んでみたくなった。
あと、読んだのが単行本だったので、
著者のあとがきが無かったのが残念だった。
今度、文庫本見つけたら、追加章?とかあとがきあったら嬉しいから読んでみようと思った。 -
4TEENから2年がたって、それぞれの成長ぶりがうれしいです。
(2009より転載)
1編だけ書下ろしがあったけど、これはナオトの恋の結末が必要だったからなのかな。
2009.12.8読了 -
テツロー、ジュン、ダイ、ナオト、マサアキ、ユウナ、ユズル
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16歳たちの成長譚。友情、恋愛、そして生と死。高校生の1秒はとても濃密で大人の10年に等しい。
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4TEENの続編という事でサクッと読みました。東京の下町『月島』を舞台に高校生になった4人を描いています。
直木賞を獲った前作に引き続きリアルな若者像と彼らを取り巻く様々なエピソード(今回は4人それぞれの恋話あり)は自分がTEENだった時代と重ね合わせ、懐かしく、はかなく、少し甘酸っぱい思いで読みました。
今回の彼らは年齢的にも『池袋ウエストゲートパーク』の主人公らと近く、年齢構成的には、4TEEN→6TEEN→池袋ウエストゲートパーク→夜を守る といった順で、石田衣良のこれらの作品群、結構好きです。
4人の仲間の冒険というシチュエーションが昔見た洋画『スタンド・バイ・ミー』を思い起こさせ、また物語の主人公テツローらの集う隠れ家の様なもんじゃ焼き屋『ヒマワリ』、こんな店が近くにあったらなぁ…と少し羨ましく思いました(笑) -
忘れたくない事が多すぎるくせに、
どんどん新しい事をしたくなるんだよな。 -
■4teenよんでから結構たったけど、相変わらず読みやすくて要素は相変わらず石田衣良。
ホームレスとか、SEXとか性とか親子関係とか、IWGPにもある意味近いかもね。みんなバラバラな個性なのに素敵なバランスでいい、友人関係で羨ましい。 -
「4TEEN」の続編。高校生になったテツロー、ジュン、ナオト、ダイに再び会えたのが嬉しい。
4人の掛け合いが相変わらず面白い。
違う高校に行っても、お互いに対等な友人として付き合う彼らの姿勢が良いのだ。
それ以上に、新たに出会う人たち、再会した人、月島という下町を舞台に様々な経験をして成長していく4人が素敵なのだ。
「4TEEN」も良かったけど、「6TEEN」はそれ以上に良かった。 -
4teenの続き。
あの4人のその後の物語。相変わらずバラバラの境遇や特性をもつ4人がキレイにまとまっているのがおもしろい。
今回、話によって欠けるメンバーがいることもあるが、メンバーが揃っていないところがまた味とも感じられた。
各話、それぞれにテーマがある。10代で親になること、家族との葛藤、先行き不安な将来、捻れた愛情、それに、死。どれも軽々に論じることができないテーマでありながらも、重く暗い雰囲気にすることなくストーリーが編まれていることに脱帽した。 -
記録用
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96:「4TEEN」は文庫買いしたほど大好きなのですが、続編が出ていたのは知りませんでした。「逝年」以降、石田作品から離れていたもので……。図書館で偶然見つけて、借りました。そんな久しぶりの石田作品でしたが、「4TEEN」ほどの新鮮さを感じなかったのは私のアンテナが鈍ったからなのかなあ、とちょっと悔しかったです。短編連作の形をとっているからか、「日常のちょっとした(イイ)話」というだけで、それほどグッと来なかったのが残念です。が、IWGPシリーズに比べて、やや「ふつう」で読みやすいので、中高生の方にもお勧めしたいです。
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直木賞作品『4TEEN』の続編。
ダイ、ジュン、ナオト、テツローが16歳になって帰ってきた。
別々の高校に通うようになったけど、もんじゃ焼きの旨さと4人の関係は変わることはなく、変わったクラスメートがいたり、女の子と出会って恋したり、、裏切りを経験したり、友人が死んだりと。
良い意味でも悪い意味でも軽くて読みやすい作品でした。
『4TEEN』は、もう少し面白く読めたのにな~。 -
著者に直木賞をもたらした「4TEEN」の続編。あれから2年経ち、彼らは16歳になった。著者特有の読みやすくテンポの良い語り口はいつも通りだが、1編1編が短いこともあり軽めで薄い印象。世代的には前作と著者の代表作IWGPシリーズの間の少年達を主人公にしており、構成も語り口も似ているのだが、IWGPに比べれば刺激が薄く、主人公の少年達の生い立ちに関わる深いテーマは前作で描ききってしまったため、自ずとソフトな素材になっている。構成の上手さと語り口で楽しく読めるものの、著者の新作、それも4TEENの続編と聞いて感じた高い期待からするとやや肩透かしの感も否めない。
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主役が結構もてる。
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何でもない物語なのにいつもグッとくる。
良い意味でも悪い意味でも一切のエグミがない。 -
月島界隈の高校生たちが主人公のショートストーリー達。
主人公達のキャラクター、月島界隈の風景が立っていて、読んでてイメージが広がりやすかった。 -
どうしても4TEENと比較してしまうけど、4TEENと比べるとまずそれぞれの作品が短い
内容的にはやや軽めで思わずぐっと来るような部分はない
何らかの紙面上の制約があったのかもしれないけど、続編をこういう形で書いたこと自体は作者の意思なんだと思う
軽くてさらっとしてて読後感はすこぶる良い、そういう小説です
ちょっと物足りないわけだけど、多分これはこれなんだろう
池袋のときはあまり感じなかったけど、この短編の読み心地のよさは名人芸の域なのかもしれない
辻村さんや窪さんの本は重たい、石田衣良は軽やかだけど軽いわけではなくてすごく読みやすい
石田衣良恐るべし -
4TEENのほうがやっぱりおもしろかったけれど、読んだ当時(15歳)では感動した思い出がある。
「俺が18になったら結婚しよう」って言ってほしかったんだけど、とうとうそんなひとが現れないまま大人になってしまいました。きらきらした青春に憧れて読めたのは、やっぱり当時の年齢のせいなのかなあ。今読んだらもっとひねくれて見て楽しめない気がします。 -
IWGPに雰囲気が似て来た気がする。まあまあ楽しんだ。
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おぉ、16歳になったのね!
やっぱ、こいつら、『いい味』出しすぎ! -
4TEENの続編。14歳の男子たちが16歳になって……。
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4teenの続編。
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作者らしい作風の小説。「これどこかで読んだことある?」というデジャブも・・・。話の半分程度読めば、先が予測できる。
あえて、定番を狙ったのか? -
4TEENのような感動はなかったけど、やはりこの子たちは素敵。
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2013年3月
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4TEENの続編。16歳になった4人が帰ってきた。恋や仲間の裏切り、東京「月島」を舞台に繰り広げる、青春のストーリー。
自分にもこんな青春があったなぁと感じることの出来る本です! -
4TEENの内容を忘れていたから先に4TEENを読み返しておいてよかった。4人の成長ぶりが微笑ましい。が、4TEEN以上の感動は得られなかった。4TEENではあまり重要でなかった人たちが結構活躍するから続けて読むほうがいい。
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石田衣良は初めて読みました。短編ですが、無駄がなく色々と詰まっており、それぞれが活き活きしていて良かったです。別の話も読んでみたいと思いました。