かんじき飛脚

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 66
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104606030

感想・レビュー・書評

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  • 加賀藩の命運を賭けて、“密丸”を加賀から江戸へ運ぶ飛脚達と、それを阻む公儀・御庭番・・。

    殺しのプロの御庭番に立ち向かう、飛脚&助っ人猟師チームがカッコいいです。
    特に俊助が私のなかでイケメンポジションでした(そんな訳で、平吉にはムカつきましたがww)。
    続編の方の「べんけい飛脚 」を先に読んでしまったので、弥吉の運命等、ネタバレ状態で読んだのが残念ではありましたが、楽しませて頂きました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    幕府を敵に回した加賀藩を救うため、雪の山を越えて国許へ走る飛脚たち。そして、金沢から江戸へ。行く手には大雪、荒れる海、刺客、そして裏切り。期限は十日―。

    (ネタバレ)
    時は寛政。松平定信が老中首座となり棄捐令を公布した頃。百万石を超える大藩である加賀藩の弱みを握るため、奥方のために届けられる秘薬をどんな手を使っても届させないようにと御庭番に命じた。
    それに対して、何がなんでも蜜丸を届けるのだ、と走る男たち。藩のため、お店のため、自分たちを育ててくれた主人や兄貴のため…。男たちの友情や、仕事に対する誇りがとてもかっこいい。
    ただ、序盤の山場でもある難所の親不知子不知の場面とか、いまいちイメージしずらかったり、ちょっと読み進めるのに苦労しました。そやにしても…ご公儀ってのは、陰険だなぁ。

  • 加賀百万石・金沢と江戸の藩邸との間に飛脚が行き来していた。中山道・北国街道は一部歩いていることもあり、そそられる。金沢はかなり関わりのある土地なのでそそられる。先週・今週と連続で金沢に行くことになって因縁を感じる。少し前に読んだ「風が強く吹いている」は箱根駅伝の話だったけど、これは飛脚の話で、まあ駅伝の元祖みたいなところもあって因縁を感じる。
    そそられたり因縁を感じたりで一気に読んだ。
    御庭番とか猟師とか親不知の難所とか三度飛脚問屋とか知識欲を満足させられた。江戸の刻(時間・時刻)の呼び方とか距離とかも解った(八ツとか半町とか二尺とか)。読み終わったら忘れたけど。

  • 山本一力先生のお仕事シリーズ~
    と、思っていたらいつもと雰囲気が?
    今回は佐伯泰英先生の作品みたい♪

    お庭番と加賀飛脚と命のやり取りなんて
    今までにない興奮ですね

  • いま読んでいますが

    なにしろ登場人物が多いので把握するのが大変。。

  • 加賀藩の命運が掛かった飛脚達。
    様々な邪魔や難所を乗り越え、江戸まで無事に走りきれるのか。
    やはり登場人物に深みがあり、人と人との触れ合い方が好ましい。

  • 窮地に陥った藩を救うため、江戸から加賀へと飛脚たち駆ける駆ける! 行く手に待ちうける雪山、荒波、幕府の刺客、そして裏切り――大型時代長編!

  • 最近の山本一力の本としては,一番面白い。三度飛脚って高給取りだったんだなあ

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プロフィール

山本 一力(やまもと いちりき)
1948年、高知県高知市生まれ。14歳で上京し、中学3年から高校卒業までの4年間の新聞配達でワシントン・ハイツ(最大規模の米軍基地)を担当、英語力を養う。英語力を活かしながら通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、デザイナー、コピーライターなど十数回の転職を経験。
46歳の時、事業失敗で作った2億の借金を返済するために作家になることを決意。1997年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2002年には『あかね空』で直木賞を受賞した。その他代表シリーズに『ジョン・マン』など。

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