オドオドの頃を過ぎても

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 31
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104655014

作品紹介・あらすじ

いまでは会うこともかなわぬ人たちへの思慕、遠い日のほのかな傷心、初めて手にした本、家族との珍妙な想い出…。恐縮に恐縮を重ねながらアガワが経験してきた、出会いの数々。

感想・レビュー・書評

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  • 4-10-465501-5 249p 2004・1・25 ?

  • 今回はテーマを『オドオド』に絞り、佐和子さんのイラスト装画表紙の書評・対談のエッセイ集。物心付く頃から、嫌われるのが怖くて、バカにされるのが嫌で、いつもオドオド。それなのに好奇心は強く、おだてに弱く、気がつくと後先考えず一気に突進……それが佐和子さんの魅力。平岩弓枝さんのドラマの女王と呼ばれた脚本家時代の「ブルーハワイ」絡みのエピソード・弓枝さん脚本のドラマで女優デビュー誘い等、嘘のような本当の話。済読のミジンコの話・「ウメ子」の由来。お父さんからの付き合いのあるマンボウ・狐狸庵は対談で。
    三宮麻由子著「鳥が教えてくれた空」《神様の箸休め》「野鳥は神様の箸休め。小さかったり弱かったり、生態系全体から見れば、ほんの脆弱な生き物にすぎない。しかしもし野鳥がこの世に存在しなかったら、地球の生活はどんなに味気なかっただろう。」社会・家族の中で自分が役立たずの存在と悩んだ経験から……運がいいのに能力がないのではないかと怯える。
    そんな最中に出会った《神様の箸休め》世の中に偉い人ばかりいたら、つまらない。たいしたことがない人間が混ざっているからこそ、美しい景色が立体的に広がるのではないか。「私も箸休めになろう!」と決心した。それが生き方や仕事に対する姿勢にどれほど影響を与え、気持ちをなごませてくれたか……佐和子さんが書評だけに書かれ知られていないのは、惜しい素晴らしい言葉ではないでしょうか?

  • 阿川佐和子にしては面白くない。面白いけどね!

  • 12/25/10図書館

  • 装画 / 阿川 佐和子
    装幀 / 和田 誠
    初出 / 『波』『室内』『読書空間』他

  • 偉い方のお子様も、色々と大変なんだと。
    読書嫌いだったとは思えないほど、面白い筆致です。

    2013年10月3日再読。

  • 作家である阿川弘之を父に持つ、阿川佐和子さん。父や父の友人だった遠藤周作氏や北杜夫氏とのエピソードが楽しい。

  • テレビで拝見して面白い方だなぁと思っていた阿川さん。あとがきなどで書かれたモノを集めた一冊。文章もリズミカルで読みやすくなんといってもエピソードが面白い!

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