スープ・オペラ

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104655021

感想・レビュー・書評

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  • なんだかこのお家の空気感が心地よかった。

    食べるものってやっぱり大事。
    落ち込んじゃった時もおいしいものを食べるとまたちょっとがんばってみようかな・・・と思える。
    だからこれからもごはんを毎日作る!誰かと一緒に食べる!そして元気になる!

    映画が観てみたくなりました。

  • 突然二人の男性と一緒に住むことになったルイ、35歳独身。
    画家のトニーさんは60歳代、一方の康介は20歳代。年齢も職業もバラバラなのに、なぜかうまく噛み合っているみたい。
    穏やかなトニーさんと気の利く康介となら快適な毎日だろうなぁ。
    以前からの知り合いでもないのに、一緒に暮らすようになるなんて縁があるということだわね。
    こんな気の合う人と出会えるなんて羨ましいっす。
    異性と友人、知人になれる出会いに憧れます。
    家に引きこもらず外出すべきか。

    物語に出てくるスープがどれもとっても美味しそう。
    温かい食べ物って心も落ち着かせてくれるものなんだな。
    自分で鶏ガラスープがとりたくなってしまいます。

  • ちょうど「聞く力」を読んでいたとき、
    図書館で目にして借りた1冊。
    そういえば映画化されていたことも思い出し、
    このタイミングで原作読み。
    はじめ、エッセイを手にしていたんだけど、
    あえて小説にしてみてよかった。

    ルイは坂井真紀って、どこかで知ってたはずなのに、
    いつの間にか中谷美紀で読み進めていて、
    トニーさんは、自分の中ではブラザートム、
    トバちゃんは片桐はいり
    だったんだけどなあ。
    康介は・・・特に該当者なし(笑)

    で、スープ・オペラというだけあって、
    「食堂かたつむり」のようなものを想像していたのだがちょっと違った。
    今流行のシェアハウスものとも違う。
    トバちゃんとの関係。トバちゃんがいなくなり、入れ替わりで現れたトニーさんと康介。
    父だったり、恋人だったり、家族だったり、友人だったり、
    様々なシチュエーションで関わりを提示してくる。
    そのかかわりの中で感じる気持ち。

    決して派手ではないし、ラストもはっきり明言させないことで、
    いろんなことをこちら側読み手に残してくれる。
    このスープがあれば生きていける、と言う意味が、
    あとあと活きてくる感じ。
    もっともスープよりハムカツやおそばのほうが食べたくなった。
    スープが飲みたくなるのはむしろ、同じ時期に読了した
    「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
    http://booklog.jp/users/fumix/archives/1/4766001303
    のほうかも。

  • ほっこり系。とばちゃんがいいな、とおもう。出てくる男のひとがだめな男のひとばかりで、もうーってなる。

  • 映画化もされたので読んだ。スープは沸騰してはいけないんだって。

  • このゆるっとした3人の掛け合いが読んでいて気持ちを和やかにしてくれた。純粋にこんな生活ありやなあと、羨ましく思った。阿川佐和子さんはインタビュアーとして活躍している人と思っていたが、作家でもあった事を初めて知った。キビキビした印象だったが、この本を読んでリアルな人間模様を面白く可笑しくそして、読む人をほっこりさせる様な作品で阿川さんの見た目やイメージとは違う一面だと感じた。

  • 84:映画原作。主人公の環境はちょっと特殊ではありますが、シンプルなおいしいものを食べて、気取らずに暮らす何でもない毎日を綴ったお話。ちょっと中だるみしたかなあとは思うのですが、ふつうに面白かったです。映画は……どうしようかなあ。

  • アンソロジー収録の短編は読んだ事がありましたが、長編の「本」は初めて読みました。
    うーん、可もなく不可もなく…かな。

  • 普通に楽しめた。登場人物がなんとなく面白くて、くすっと笑わせてくれる。人間関係って、時にはややこしいけど、ステキだな。

    読んでて、おなかが空いてくる…(^^;

  • 2人で暮らしていた家から叔母が出て行った後、ひょんな事から出会ったオジサンと年下男性と、成り行きで一緒に暮らすことになった女性の視点で語られる、奇妙で楽しい同居生活。
    こういうゆるい関係、いいなぁと思った。
    人間にも人生にも、いろいろな側面があって、光の当たる加減で見えたり見えなかったり、時々見ない振りをしたり、そんな感じでなんとか生きていくのも、いいんじゃないかなぁ。

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著者プロフィール

阿川佐和子

一九五三年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。九九年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、二〇〇〇年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、〇八年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。一二年、『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第一位、ミリオンセラーとなった。一四年、菊池寛賞を受賞。最近の著書に、『ことことこーこ』『看る力――アガワ流介護入門』(共著)など。

「2019年 『老人初心者の覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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