うから はらから

  • 新潮社 (2011年2月22日発売)
3.45
  • (8)
  • (32)
  • (36)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 237
感想 : 39
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784104655045

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • **男と女が同じ屋根の下に暮らし、その性差をときに楽しみ、
    ときに疎ましく思い、そしてしだいに何も感じなくなる。
    結婚とは互いに不感症になることで、そのバランスを保とうとする制度なのか。

     という疑問をもち、未来は離婚した。でも嫌いになって別れたわけではないので
    離婚後も会っている。
     実家に戻ったら両親は離婚し、残った父は再婚し連れ子もいた。

    とはいえ、深刻なストーリーでもなく、元夫は軽い印象(女好き)だし、
    父親も同じ感じだ。

    後半の展開には驚いた。

     伝わってくるメッセージはすごく現実的だけど、ストーリーは現実的ではない展開。
    うまい。本当にうまい。

  • 2023.02.05. 途中で断念

    今の私には合わない本だったようです。
    最初の未来の元夫の室田さんの話と
    未来の話の2話まで読みました。
    この2人や未来のチチのシゲルや 新しい義母のマリイと息子の倫土にも興味が持てませんでした。
    唯一ちょっと知りたいのは未来の母、シゲルの元妻でした。

    また時期が違えば楽しく読めるような気がする。

  • 文学

  • 結婚も離婚も大きな区切りとはならず、混沌としたまま続いて行く大家族。身につまされるところもある。

  • 男女と家族の関係は二階から目薬、それとも
    瓢箪から駒?離婚、更年期、ときめきと
    悩みの種…。ドタバタさえ愛おしくなる
    ファミリーロマンス。

  • 「いい関係」でいたいからと三行半をつきつけられた室田、一人暮らしを始めた母、堅物だった父の再婚、義母の豊かすぎる悩み、大人びた倫土の不安、未来に立ちこめる暗雲…。
    (アマゾンより引用)

    一話ごとのオムニバス。
    チチの再婚相手の子供がくっそ腹立つヾ(`Д´)ノ

    読んでてイライラするくらいに(笑)

  • 何を言いたいのか、最後まで読んでもイマイチわからなかった。山形弁と広島弁にニヤニヤ出来たので★2個。

  • やっぱり阿川佐和子の小説が好きだ。
    例に漏れず、この小説もとても面白くて、私にあっている。
    自由で、自由じゃなくて、かっこよくて、かっこわるくて、根が優しい人たちが出てくる。

    不思議な家族の物語。
    素敵なキャラクターがいっぱい。
    みっちゃんとか、ゆうちゃんとか、ムタムタくんとか、周りに出てくる人たちも、とても素敵なのは、みんな、自分の生き方で生きてるからだな、と思う。

    じぶんでいきてる。
    ほかの人がそうであろうと、どうであろうと、動揺しながら、動揺しながら、それでも自分で生きている、キャラクターばかりなのが、好き。

    2015.05.05

  • 出戻って実家に帰れば両親が離婚。父に若い奥さんが来て、その女性が子連れだったため小さい弟ができたりと未来(みく)の身辺は人の出入りが激しい。
    それでも、別れただんなと会って食事したり、彼氏を交えて家族と食事したりと新旧の付き合いが途切れていない。
    別れたら、それで終わり「はい、さようなら」という関係よりも、自分に関係のあった人とそういうつながりが残っていたらそれはそれで幸せそう。
    周りに人がたくさんいる生活にちと憧れた。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「いい関係」でいたいからと三行半をつきつけられた室田、一人暮らしを始めた母、堅物だった父の再婚、義母の豊かすぎる悩み、大人びた倫土の不安、未来に立ちこめる暗雲…。

  • 「いい関係」でいたいからと三行半をつきつけられた室田、一人暮らしを始めた母、堅物だった父の再婚、義母の豊かすぎる悩み、大人びた倫土の不安、未来に立ちこめる暗雲…。

  • 前情報一切なし、小説かエッセイかもわからず読み始めたけど面白かった!
    小説でした。
    人間が集まって家族を形成する話。
    連作がすき。
    ユウちゃんの存在が効いている。

  • 阿川さんの作品は物語の状景をイメージし易いから、入り込むのかなぁ…
    登場人物がたくさんいるにも関わらず、一人一人が埋没しない描き方がさすがです。

  • 楽しめた。語り手が次々変わるところがいい。夫婦親子ものは語り手が固定される為、平板な感じになったり、読み飽きることがある。だが、本作では語り手が変わることで、同じ事柄も異なる視点が入るため、より立体的・現実的に感じられ、楽しく読み進めることができる。

  • 家族もつまりは他人の集まり・・・。

  • 元夫婦、新しい妻とその連れ子、新しい恋人・・・
    不思議な縁で繋がれた「家族」たちの物語

    みんないい人すぎるのが気になるけど
    でもここは素直に面白かった!が感想

    「血なんかつながってなくても、偽家族でも、けっこう楽しいことはいっぱいあるよ」

    さわやかな読後感です

  • 2011 5/31

  • 読んでいったら、前に読みかけて挫折したのを思い出した。
    視点が変わりながら話が展開するのに慣れるのに、一苦労なんだけど、慣れると、なるほどねぇ、って。
    それぞれが自分のしたいようにして、うっとうしがらずに周りと関わる風景がいいよねぇ。古くて新しい家族がテーマ。

  • 別れた夫婦に新しい若妻と連れ子、その娘と別れた夫と今の恋人…ナドナド一つの家族を軸にリレー形式で視点が変わっていく物語。

    うから(親族)はらから(同胞)のタイトル通り
    血の繋がりがあったりなかったりが入り乱れて
    クセのある人々が絶妙なバランスで生活している。
    〆をスッキリさせてほしかった。

    【図書館・初読・2/6読了】

  • くるくると視点が変って行く、連続短編集。
    ほとんど…というか、1人以外、すべて『家族』内の話でした。

    いらっとしたのが、再婚相手の女。
    依存する事しか考えてない、というか、上から目線というか…。
    こういう女がいいのか、それともばかっぽいのがいいのか。
    馬鹿、というなら、息子もそうですが。
    自分は頭がいい、と思いこんでいる、ただの小賢しいだけの馬鹿です。
    頭がいい子供、というのは、己を知って
    最大限子供という武器を使っているのがそうかと。

    とはいえ、出てくる人間、かなりさばさばしています。
    どろどろしたものはないので、そういうのを求めている人には
    かなり物足りないかと。

全34件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。1999年に檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。12年の『聞く力――心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞受賞。近著に『老人初心者の青春』(中央公論新社)、『阿川佐和子のきものチンプンカンプン』(世界文化社)ほかがある。

「2025年 『だいたいしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×