アガワ家の危ない食卓

  • 新潮社 (2020年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784104655229

作品紹介・あらすじ

「まずい」それが私にかけられた父の最期の言葉であった――。朝ご飯を食べながら「今夜は何を食わせてくれるのかね?」と訊き、「まずいものは食いたくない」がモットーの父・弘之。そんな食いしん坊で怒りん坊の亭主と四人の子供のために台所に立ち続け、齢九十をこえた母。そして女優業にも忙しくなった娘。毎食が波乱含みの食卓の情景で綴る一家の歴史。和田誠氏への追悼文を附す。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

食事を通じて描かれる家族の絆と日常のドラマが魅力の作品で、食に対するこだわりが色濃く表現されています。「まずいものは嫌だ」と言い放つ父のキャラクターは、家族の食卓にユーモアと緊張感をもたらし、母の料理...

感想・レビュー・書評

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  • 積読本、連続読破第四冊目。

    やはり、阿川佐和子さんの本は、肩がこらずに楽しい。「まずいものは嫌だ」と食べることへ人一倍こだわりのあるお父さん。そのわがままに寄り添ったお母さん、その料理がすべて「母の味」になって佐和子さんへ。

    我が家は、親父が自ら厨房に立ったので、「母の味」より「父の味」がしみている。今でも我が家に伝わるのは「おじいちゃんシチュー」「肉の佃煮」「チキンライス」・・・よく考えると、そのままの味で伝わっているのはそれぐらいですか。

    明日にでも「おじいちゃんシチュー」作りましょうか。

  • 食卓にまつわるエッセイ

  • ラップ2度使い、上手いもん持ってこいのお父さん
    今回もアガワ節炸裂でした

  • 寝る前に、ストレッチしてから、さらりと読むのに楽しいエッセイ

  • 面白かったです!
    阿川さんの本、初めて読んだけど、阿川さん、またご家族のユーモアが伝わってきて読み入ってしまいました♪
    阿川さんの他のエッセイにも手が伸びます^-^

  • 面白かった‼️

    阿川さんご本人のエピソードはもちろんのこと、お父様の話が面白すぎる(笑)

    出先で読むと、笑いを堪えるのに苦労しそうなので、もっぱら自宅で読みました。

  • 阿川さんの食エッセイは本当にお腹が空くし食べたくなる。例えそれがざっくりレシピであってもチャレンジしちゃう。ミルクトーストとかね?
    私の食卓はまあ仄かに戦場ではあったものの、ここには遠く及ばず。だが母親の苦労は同じだったんだろうなぁ。今度母に料理を作って……いや、一緒に作ろう

  • 図書館で。
    肩肘張らずアハハと読める一冊。個人的には昭和のオヤジってイヤなモンだなと思うけど、それを書いてやっていけると思ったら良いネタなのかもしれない。とは言え、随筆家が家族とか周囲に居なくてよかったなぁとは思う。面白おかしく発表されるも、話のネタになった方は反論の場も無いものなぁ… 
    ダンナさんの「これは一生分頂きました」ってのはうまい断り文句だな、と思いました。

  • 阿川さんのエッセイ、以前読んだ時はピンとこなかったが今回は阿川さんのユーモアのセンス、魅力にハマった。作家の父との料理にまつわるエピソード、阿川さんの節約術(ラップの話は確かにインパクト大)、プンと匂ったスープの処理方法には笑った。料理を作る人は誰もが大きな声では言えないやましいコト、一度はしてる、と思う(笑) 私だけじゃなかった、あの阿川さんも、という安心感。面白かったです。

  • 食に、まつわるエッセイ!
    読んでいて、母の作るおにぎりや、海苔の佃煮!食べたくなりました。
    他にもその家庭々で、料理は、多岐に渡るが、今は、スーパーや、デパ地下等でそれは、それは美味しいおかずが沢山売っているし、料理アプリで、作り方も、様々あって、そのどちらも活用しているけれど、あのかたちの、おにぎり、あの味は、絶対に無いのだと思うと寂しさが、湧いて来ました。

  • 父阿川弘之は怖い父親で、食事は美味しい物しか食べない、娘が6時間かかったトンポーローを食べて、明日は旨いものを食べに行こう!と言う位美味しい食事にこだわっていたそうです!実家のこと自分の食べ物に関わる話がたくさん!美味しそうな料理もたくさんでした!

  • 著者の本をちゃんと読むのはこれが初めて。食にまつわるエッセイ。両親のことなど家族に対する目線が優しく感じられた。阿川さんはお嬢様なイメージがあったけど、案外庶民っぽいところもあるんだなあ。ラップの件には驚いた。著者の好物だという「ミルクトースト」、ちょっと食べてみたい。

  • 恐父論の補足版もしくは姉妹編といったところか。

  • 阿川さんのエッセイって、なんか食べたくなるのよね。

  • この人のエッセイは出てくる食べ物が飾らないのに美味しそうだし、軽妙な語り口が楽しくて何冊も読んでしまう。
    以前のエッセイを結構読んでいたから、ついに旦那様が出てくるようになっててなんだか嬉しい。笑

    阿川さんのお母さんは特にだけど、本当に昭和のお母さんで偉大だなと思う。
    家電も充実しておらず、ネットでレシピも検索できない状況で毎日おいしいものを作って子供の世話もして。もっと感謝しないとなと思わされる。

    ようやく台所仕事から解放されたあと、認知症気味になってしまった様子でとても切ない。

  • グルメ系のエッセイが好きだ。
    読んでいると、登場する食べ物が食べたくなる。今回はおにぎりだった。今朝、さっそく作ってみた。
    最近はラップを使うことが多いけれど、手を湿らせてにぎり、塩と汗と垢か何かがまぶされたおにぎり。
    ……何か違う。アガワさん、おにぎりって誰かににぎってもらうからこそ美味しいんじゃないですかね。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。1999年に檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。12年の『聞く力――心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞受賞。近著に『老人初心者の青春』(中央公論新社)、『阿川佐和子のきものチンプンカンプン』(世界文化社)ほかがある。

「2025年 『だいたいしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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