米朝快談

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 70
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104660049

作品紹介・あらすじ

婚活、金欠、森羅万象の答えは桂米朝の噺にあり。実は寄席演芸にも詳しいカリスマが演目の凄みを解き明かし、自身と芸人を叩き斬る落語礼賛、お笑いエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 流し読みになってしまいましたが、野ばらちゃん案外このジャンルもマジでした。

  • 上方落語の基本をおさえるのには、米朝さんが度々上演されたものがよいと思い手に取りました。15題のあらすじがコンパクトに書かれています。著者の感想もあっさりと書かれているので読みやすいですね。巻末の著者による新作落語もなかなかのものですね。

  • 意外な組み合わせの落語×野ばら。乙女のカリスマ・嶽本野ばらが紹介する関西の落語の本なのですが、舞台で見るものという事もあり、文章だけでは面白さは詳しく伝わらない。いくつか実際に聞きたいものもあった。斬新な切り口ではあると思う。

  • 落語好きには面白い1冊。ありがちの落語本とは少し趣は違いますが、落語の内容解説よりも、前後ののばらさんの逸話のほうが、十分笑え、落ちがついていることもあり、とても面白く読みました。
    落語の知識的なことも、文中の米朝師匠の語りで知り得ることができ、とっても楽しく読みました。
    ただ、巻末ののばらさんの新作落語はパス、どうも落語は読むものでなく、聞くほうが好きなので。。。。

  • 文章はアレだけど、意外にまじめに「笑い」について考察している

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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