- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104675029
感想・レビュー・書評
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社会
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f.2023/12/16
p.2005/3/1 -
1000年以上をかけて練り上げられた排他術。
せめてディベート的なアレンジをして外交に役立てるとかしてくれないと、無くなってもいい文化のように感じてしまう。
古典を読み解くための方便という見方はとても面白い。「イケズで読み解く源氏物語」は企画としてアリ。
現代の用法はただ、田舎者を馬鹿にするための手管として残っているに過ぎないように思う。 -
この本を読もうと思ったのは、先日京都の五山送り火」の一つ「大文字」の護摩木として、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の松を使うことを大文字保存会が計画したところ、どえらい反対にあって中止になったニュースが流れたとき「イケズやなぁ・・」なんて人様が呟くのを聞いたせい。そうか、こういうのをイケズというのか・・・ちょっと興味がわいた。
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ひとことレビュー: 痛快!京都の文化学!しかし、ご本人はロンドン在住の不思議。
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著者も言うように「イケズ」はギャグに通ずる。というよりもギャグそのもの。ただ、受け手を選ぶ高度さをはらむ。
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痛快。この一言に限る。京都人は怖くないよ。
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シェイクスピア、オスカー・ワイルド…あぁ、自分がイケズに惹かれる理由はこれか
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京都人以外の人が感じる「イケズ」の正体。京都人の筆者が例を挙げて解説してくれはります。その例が可笑しくて。この本を正しく理解すれば京都は怖くなくなる(?)
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なにも「イケズ」は京都だけのものでもないですよ、と。
そして、僕は「イケズ」の世界が決して嫌いでもなさそう。