芸術脳

  • 新潮社 (2007年8月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784104702022

みんなの感想まとめ

対談形式で描かれる本書は、茂木健一郎と多様なアーティストたちの興味深い対話を通じて、芸術と脳の関係を探ります。各界の実力者との会話は、抽象的なテーマであってもスムーズに読み進められ、特にリリー・フラン...

感想・レビュー・書評

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  • 茂木健一郎先生と「アーティスト」と呼ばれる人との対談が10本収められている。
    対談なので、脳に関する大きな発見や、まとまった論理の構築は期待できないけれど、互いに興味を持った者同士のトークの盛り上がりは読んでいて楽しいし、読者が好きなアーティストとの対談であれば、なおさら楽しめるだろう。

    そういう意味で、僕はリリー・フランキー、いとうせいこう、ユーミンとの対談が特に楽しく読めた。

    ここでは書けませんが、リリーさんは、茂木先生との対談においても、ちゃんとリリー節全開でした。ここではとても書けませんが。

    メモ
    studious(篤学の、勉強熱心な)は元々、熱中している幸せな時間のはず=studioではバンドが熱中して音を鳴らしたり。それが元々のstudyのニュアンスのはずだ。【佐藤雅彦】
    (茂木さんの著書)『脳と仮想』って、すごくロマンティックな本じゃないですか。/なかでも「思い出せない記憶」について書かれたところ。思い出せない記憶に関する膨大な痕跡が自分の中にあるから、何が起きるか分からない未来にも向き合えるんだって(略)【ユーミン】
    (いとうせいこうとの会話の中で)なにか面倒な手順を踏んだ結果に得られた快感と、それこそ薬物なんかで一瞬にして得られた快感とでは質が違う気がするんですよ。脳の状態としては同じに見えても、やはりどこか違う。たぶん、快感を得るまでに踏んだ手順が、何らかの形で履歴として脳に残ってるんですね。【茂木健一郎】

  • □感想
    ・各界きっての実力者と茂木氏が対談して成り立った本。抽象的なテーマも、対話形式だからか、サクサク読める。

  • 菊池成孔さんとリリーさんの対談が好きでした。どなたとの絡みにもフラットについていける茂木さんに脱帽
    聞き上手だけじゃなくって自分のことものせつつ知識もふわっときておなかいっぱいの一冊
    菊池さんのはじけ具合にびっくりだけどあれがデフォなのやろうな
    音響派の話はもっと聞きたい
    クロノスからイーオスまで

    ライブ中にリビドーにひきつられたのっけからの話は何度も読んでしまう

  • とにかく茂木さんが様々な芸術の分野に精通し知識の深さや物を考える視点の多様さに驚かされました。こういった人は私の周りにあまりいないので、人ってここまで勉強したりものごとを追求したりすることができるんだという感動もありました。
    わたしはピアノを演奏するのがすきなので、松任谷由実さんの「音楽で質感を伝える」という一文が印象に残りました。

  • 内藤礼との対話、読めてよかった

  • クリエイター10人と茂木さんの対談集。
    ひとりひとり自分の中の面白いことを持ち寄って仕事をして、この対談もしてるんだなあと思うとなかなか興味深く読めた。
    不満もちゃんと自分の中で整理して、こういうことなんだって思うことで大人たちは何かを生み出してんだろうなと思う。
    菊地成孔めあてで読んだけど結構面白かった。

  • 茂木さんはずっと気になる存在の方で、
    脳の事を沢山知りたいから、まずは対話集から読ませて頂きました。

    10人のクリエイター達との対談。
    難しくて理解出来ない所も沢山あった。
    やっぱり才能あるクリエイター達は、考えてる事が違うな~
    でも、それでいいんだよね!と納得でき安心できる所もあった。
    まだまだ沢山いろんな事に触れていかなければと思ったのでした。

  • 松任谷由実や菊地成孔の対談を中心にかいつまんで読んだ。ユーミンの対談は面白い。「自分の脳内で自傷行為してファンタジーを作り出してるんですね(趣意)」ってすげーヤバいことだし、一歩間違えば精神病だと思う。それを乗りこなせてるから天才なんだと思う。

    茂木健一郎の言葉は生きている。言葉をキャッチーでボップな言葉に変換して、万人に共有させるのが上手い。パッケージングの天才。カオスの中に文脈を見出せる力がないとこれはできない、しそれが彼のいう創造性なのだろう。

  • 著:茂木さん・題・装丁買い。
    何人かのタレントさんや芸術家との対談が詰まった一冊。
    茂木さんの切り口が非常に面白い。

  • いままで読んだモギBOOKのなかで一番だったかも!対談集ですが、ひとつの長さがちょうどいいです。脳科学的に見てちょうどいい長さなのか。

  •  ここ最近読んだ中で一番刺激的で面白かった本。茂木さんとクリエイティブな人達との対談。リリーフランキーだったり、ユーミンだったり、佐藤雅彦だったり。インタビューだったとしても十分面白い話をしてくれるだろう人達と茂木健一郎との会話は、なんでこんなにっていうぐらい面白い。ナイス相乗効果、ナイスコラボです。

     シンプルだけどとても重要な何かにハッとすること数回。「そうだよねそうだよね」って共感すること数回。面白い本を見つけた興奮と、そこに描かれている世界の奥深さと、芸術脳な人たちの素敵なマインドにアドレナリンが分泌された。中にはイマイチ理解できない人も出てきましたが。。。

  • 佐藤雅彦
    意味だけなら一度見れば分かってしまう。リズムや間で作れば何度も見たくなる

    天野祐吉
    自己批評精神 自分を笑うこと
    おれもバカだけど、あんたもバカだなぁ
    文句なり批評が来るのに弱い。そのあたりをもう少し楽しむぐらいの余裕が欲しい。それはいろんな見方の一つでしかないという割り切りみたいなものは大事

  • 茂木健一郎と
    佐藤雅彦、内藤礼、小野塚秋良、いとうせいこう、松任谷由実、
    ヒロ杉山、リトル・ブリテン、菊池成孔、天野祐吉、リリーフランキー        
                        の対談

    一人づつ一冊本ができちゃいそうなくらい
    内容が濃くて深くて面白いです。
    今まで気になって考えてた事も本の中で話題になってたし、
    自分はどうかなーっと思ってちょっと自己分析にもなった。
    読んで良かったです。

  • 脳科学者の茂木健一郎と、10人のクリエイターとの対談集です。文字通りクリエイティブに生きている人たちの価値観、世界観が、生き生きとした言葉によって沢山伝わってくるとても刺激的な本です。「自分の中に変わらない何かがあるからこそ、環境をどんどん変えていける」という考え方は、私自身が常々感じていたことだったので、殊更に感動しました。「生きることこそがクリエイティブだ」…この意識、ずっと大切にしていきたいです。

  • 茂木さんの本、特に対談は気に入って読んでいますが、
    この本での対談相手は豪華盛りだくさん!

    天才同士の知と知がいい感じでぶつかり合って
    リラックスしていながらもかつ高尚なセッションを繰り広げていて、
    ただただ脱帽です。

    さらに、この対談がフリーペーパー上で繰り広げられていたことも驚きです。

    個人的には、CM天気図でファンになった天野さんの
    ものの見方に目からウロコでした。

  • 日曜日の秘密基地を聞いてて興味持った。

  • 30th book in 2007

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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