やってられない月曜日

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 316
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104711031

感想・レビュー・書評

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  • ワーキングガール・ウォーズを読んでから読みました。
    そういえば昔の会社生活はこんな感じだったかも。ある意味ちょっと緩めのセキュリティと温かい人間関係。
    働く人自身はあまり変わっていないのかもしれませんが、なんかギスギスしているのよね。
    癒される本でした。

  • 大手出版社の経理部で働く28歳のOL寧々と、会社、それを取り巻く人々の話。

    すごく好きでした。
    以前読んだ『風のベーコンサンド…』の著者だと気付いたのは、読み終わってから。

    社内に、不倫、パワハラ、いじめがあったり、隣人が物に依存する病を持った人だったり、ちょっとダークな展開が多いのですが、寧々のキャラのせいかさらりと読ませます。

    寧々と弥々の関係がいいです。
    あっさりとした友情で繋がっているようで、お互いを本当に理解している感じがとにかくいい。

    『小さな偶然が重なって人は知り合う。』
    寧々の作る、偶然一緒に働くことになった人たちが集った社屋のミニチュア、是非見てみたいものです。

  • 良くも悪くも親友は他人。

  • 翔子お姉さんや主人公の独白が胸をえぐる。
    劇的な救いがないのがまたリアル。
    親友とも疎遠になるのもリアルだったなー

  • コネ入社したOLの日常話。
    コネ入社したことで周りの目に悩みながら仕事をする毎日の中で少しずつ自分の生き方を探していく。
    読みやすかったけど・・盛り上がりに欠ける内容でした。

  • ブス専 には寧々さん 受けがいいんじゃないかしら。

  • 久しぶりに再読。この人はコンプレックス抱えた妙齢の女子を描くのがうまい!ウジウジさ加減も、黒さ加減もリアル。でも嫌な気持ちのままでは終わらない。そこが好き。

  • 2014/3/12 読了

  • 私は自分を知っている。こんなでっかい会社を一歩出て社会の荒波に飛び込んだら、あっという間に溺れてドザエモンになってしまう。だからしがみついてやる。

  • 文庫本が家にあったはずだが見当たらず、図書館で借りて再読。

    ちょっとオタクの普通女子だけど、うんうんとなる場面は多々あり。
    どこもやっぱり同じだよな~。

    やってられない。
    けど、自分の気持ち次第なのだ。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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