東京公園

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 561
感想 : 136
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104718023

感想・レビュー・書評

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  • ただいま読んでる、読んでる。
    わくわくどきどきって感じではなく、ときめく。
    彼の目で追っていく、こういう感じは好きだけど、実際問題ストーカーと間違えられるよね。
    映画館で、三浦春馬くんに会いたい。
    読み終わりました。
    んんー、そうだね。こういう感じですか。という。
    ああ、爽やかだ~。

  • 特に印象に残らなかった。

  • 無駄な描写が多く、まったくストーリーに影響を与えてない前半部が非常に読みにくい。
    無駄に洒落た情景を出し過ぎ、現実感が薄れる。

    本筋のストーリーは悪くないのに、特異な環境に特異な恋愛を盛り込んできている意図が不明瞭。

    で?と主人公に問い掛けたくなる。

    百歩譲ってモデルや実在のストーリーがあり盛り込みたかった、というならば意図はわからなくもないが、本筋が悪くないだけにサイドストーリーの余分な贅肉が、ひたすら勿体無い。

  • 公園で見る親子は、ほんとに素敵だなと思います。

  • 小路さんの柔らかい文章が好き。
    主人公のケイジもヒロも優しい。
    一眼レフ、いいな〜(^-^)

  • 爽やかで、軽やかに読める。自分の大切なことは何か。それを主人公と一緒に追いかけ、共に成長できる。スーッとした読了感。公園好き、特に井の頭公園好きにはたまらないストーリー。

  • 「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。バイト感覚で引き受けた圭司だが、いつのまにかファインダーを通して、話したこともない美しい被写体に恋をしている自分に気づく…。すれ違ったり、ぶつかったり、絡まったりしながらも暖かい光を浴びて芽吹く、柔らかな恋の物語。

    ------------------------

    あまり、恋愛小説という感じはしなかった。
    公園が舞台というだけあって、それも晴れの日の公園に出掛けているので、なんだかこちらも暖かくなるような作品。
    柔らかい、といった感じ。

  • 公園にいる家族の写真を撮る大学生が
    そこで出逢った男性に不思議な依頼をされる。


    震災後すっかり本から離れていたが
    久しぶりに手にとったのがこの本でよかった。
    優しい世界観にホッ。

    【図書館・初読・3/30読了】

  • 小路さんの優しい文章と、全体の行間から訴えるものが多かった。
    大きな衝撃は無いけど、読後胸にじんとくるものがあった。
    自分の精神状態に寄るのかな・・・。
    良かったです。

  • カメラマンを目指す主人公の大学生が、公園で撮影中に知り合った男性から、妻子の公園散歩を尾行して撮影して欲しいと頼まれる。彼を取り巻く人々が面白い。変人の同級生、血の繋がらない姉、同居人、皆が善き人々で読んでいて和む。ギスギスした日常から逃避したいときにおすすめ。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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