- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104718023
感想・レビュー・書評
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キャラクターが、良くかけていると思う。先日読んだ本よりわかりやすかった。カメラを通すと、人の心まで、見えるのだろうか。ふとそう思ってしまった。
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☆☆☆☆4つ
これ書下ろし作品らしい。その割には面白い。
わたしの拙い読書経験に照らし合わせると、書き下ろしの物語というのは存外に面白くないことが多かったので、そういうのとくらべてまづまづ面白い。
でも設定は似たようなもので恋人とコーヒーとそして今回は写真(カメラ)で物語は成り立っている。ほとんどいつも同じ聴視だ。長く続いている『東京バンド・ワゴン』も万事この調子なのだけれどどうなのかなぁ。
まだ小路幸也の全作品を読み終わったわけではないのでなんとも言えないけど、新しいジェンルへの調整はおそらく遣ってはいないでしょう。
長ぁく書いていたいなら一度は書いてみるべし時代小説/歴史小説(SFファンタジは除くw)
今年も、すまんこってす。すごすこ。 -
ほのぼのとした不思議な感覚になるストーリー。軽く読めます。写真を通じての公園での会話、発想が豊かで素晴らしい。
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東京の公園とカメラと写真と人の思いと人間関係。青春小説。優しい落ち着ける物語。
自分のために生きることが1だとしたら、誰かのために生きることは相手のためになる1と自分のためになる1とその他たくさんの人のためになる数が合わさって大きい数字になる。と思った。 -
映画が、全くはまらなかったので、原作の方が断然いいというのを耳にして読んだ。
実際、その通りだった。
読んだあとに、あの映画化は個人的におすすめできないかも……
ただ、キャストははまってた。しかし大事なところの設定が大きく違うからなぁ……となんだか映画の感想みたいになってしまいましたが。
登場人物たちが相手を思いやっている様子が読んでいて伝わってくるし、どの人間関係もすごく心地いい。
都内の公園がこんなにあるのかという意味でも楽しめる。
富永のキャラクターは、同姓からみて気持ちがいいし、憧れる。 -
小路さんの本は優しくてゆったりした気分で読めるから大好き!
結構友達の女の子(名前忘れた)の気持ち分かったし、悩んでるのがすごくリンクした。友達と許婚の子をもっと聞きたかった**男の人みんなかっこよかった。
いい話ー! -
圭司くんはいい子でした。
「人間はさ、きちんと生きるのが最低限の義務なんだよ」
それをやっていて楽しい?それは何のためにするの?どうしてそうしようとしたの?どうしてみんな何かになろうとしているの?それは、どうしても必要なことなの?
「そんなふうに考えられる奴はそれだけで貴重だ」
「みんなが、幸せになれる方向へ」
「何考えてるかわからんけど、お前のことが好きだってことだけは一貫してるな」 -
カメラマンの青年がカメラのレンズを通して追う女性への恋慕…
映画化にもなったようですがまだ観ていません
どんな感じなのかな~ -
7
それ聞いただけでこの本すごく読みたくなりました!
それ聞いただけでこの本すごく読みたくなりました!