荻窪シェアハウス小助川

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 630
レビュー : 137
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104718047

作品紹介・あらすじ

やりたいこと、夢、特になし。自慢は家事の腕前だけ。そんな佳人が背中を押されて始めたのは、見ず知らずの男女6人+管理人のタカ先生での共同生活。"シェアハウス小助川"という名前の医院を改築した大きな"家"で-。優しすぎて生きづらい、不器用な若者たちの成長を温かい視線で描ききった長編エンタメ。

感想・レビュー・書評

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  • シェアハウスというものがメジャーになってきた。
    下宿屋とはまた違う、他人通しがひとつ屋根の下で一緒に暮らす居住空間で、只今流行中・・・って気がする。そこに住むにはコミュニティー能力が高くないと難しいと思う。私が利用しているカーシェアリングだって、多少の問題があったりするので、暮らすには妥協できない部分とかありそうだ。単にシェアハウスと行っても小規模から大規模のものまでいろいろあるらしい。ある程度までのルールの元、やはり仲間として暮らす感覚がお洒落で新しい印象。

    この荻窪シェアハウスは、少々選ばれた人達が集まっていてゆるく家族に近い感じで暮らしていく。入居当初はぎこちない皆が徐々に家族っぽく自然に暮らせるようになっていくところが面白かった。仲良く庭でのBBQをしていたのを妬んだ人による放火など、著者・小路さんらしいハプニングもありながらも変わらぬ人間関係。

    シェアハウス小助川の今後の展望としては、内科医タカ先生主導で食堂・レストランみたいなものがあるようで、それを想像するのも楽しく思えた。

    なんだかイイナって思える一冊でした。

  • 自分が昔お世話になっていた医院がシェアハウスに。
    なんか、面白そう。
    通うのと生活するのでは馴染みがあっても違うもの。
    これ、入居する人をちゃんと選んでいるところがポイントかもね。でないと、こううまくいかないと思う。
    先生と居住者との関係も近すぎずいいし。これ、あまりにも介入されると鬱陶しいもんなぁ。

  • アカの他人が集まって本当にこんなにうまく行くものかとも思うが、うまくいった事例ととらえれば、心あたたまるストーリー。子どもに勧めたい。

    ためになった箇所を引用
    こんなにもたくさんの馬鹿がいるのに世の中がうまく回っているのら、正直者が、自分が損をしてるなんて思わずに一生懸命仕事をしているからだ。それでいいった思っているんだ。そう思える心の強さを、本当の善き人間は持っているのさ。

  • 読み出すと直ぐに小路幸也の世界へと入り込めます。
    内科を廃業していた近所の小助川医院がシェアハウスになった。若い女性3名、40歳の独身女性、37歳のおじさん、そして家事の得意な主人公の佳人の6名の赤の他人と管理人兼大屋のタカ先生が共同生活を始める。ハートフルな温かい物語。
    スーッと読めて、つい一気に読み終えてしまいました。しばらく、この世界から離れたくなくなります。

  • 小路さんの本は大好き。
    いろんな人が集まって、他人なのに他人じゃない。
    ちょうどいい感じが、とても良い。

    この本に出てくるタカ先生が、みんなの相談役でそっと寄り添ってくれてるところにホッとする。
    それぞれ抱えているものはあるけれど、幸せな記憶が人を強くするって…ほんとだなぁ…。

  • 楽しく読み終えました。
    青春小説?
    好きだけど 泣けない?

  • 作者の作品としてはじめて読みました。

    文章は意外とくだけてて読みやすかったです。

    登場人物の中のセリフでハッとしたのも何個かありました。

    そういうとこが良かった

  • 希望のある温かい話。図書館で手に取って著者略歴を見たらおもしろく感動もしたテレビドラマ「東京バンドワゴン」の作者だった。期待に違わず素直に読めた。

  • 面白かった。

  • やりたいこと、夢、特になし。自慢は家事の腕前だけ。そんな佳人が背中を押されて始めたのは、見ず知らずの男女6人+管理人のタカ先生での共同生活。“シェアハウス小助川”という名前の医院を改築した大きな“家”で―。優しすぎて生きづらい、不器用な若者たちの成長を温かい視線で描ききった長編エンタメ。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『ロング・ロング・ホリディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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