- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104722044
感想・レビュー・書評
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「人の気持ちになって」考えるのは、良いことばかりではない、影響されたくないものも、心の中に忍び込んでくるのだ。
まるで、前から自分が考えていたかのように。
ちょっと怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
斬新なストーリー展開。読んでいてざわつくテーマだけど面白かった!
彼も彼女も甘いんだよ、と思うけど、その甘さ加減も一種のコミュニケーションだとは知ってる。でも本でも現実でも、やっぱ好きになれないですこういうの。
心の中の絶対に埋められない空白。
埋められないことがわかっていながら、埋めたいという衝動を常にかき立てるうつろな裂け目。
そういうものに気づいたとき、どう対処するのが正解なんだろうね。
と、ネタバレしない程度の感想を言いましたが、個人的に、すごく称賛したいところは、不倫相手となった女性のずるさをものすごく丁寧に書いてるところ!
そしてそのずるさは、不倫・浮気をした男性の言い分(言い訳ではない)を緻密に書くからこそ浮き彫りになるもので。
不義理をした人やそれに荷担した人、ついでにストーカーしそうになったことある人にぜひ読んでほしい。これを読んで、そういう人たちの気持ちがわかった気がした。わかっていいことではないかもしれないけど。 -
いつまで経っても
埋まらないわ~~
男って! -
容疑者と検事の重なる部分が巧妙に書かれている。人間の中にある欲望というものは立場関係なくみんなにあるものなのかもしれない。
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先日この作者の作品が気に入ったので借りてきてみたけど、うーん、いまいちおもしろくなかった。
読みながら、これはどういうラストが待ってるんだろうと興味を持ったが、ああこんな感じなのね…っていう、ちょっとがっかり感。 -
読物としては充分楽しめますが、いまいちピンとこないですな。
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ストーカー男の独白と、それに影響されていく検事のお話が交互に出てきて、これが結構面白い。検事のイメージが読み始めと読み終わりだとだいぶ変わってしまった。すこーしずつ変わっていって、気づけばすっかり侵食されている感じ。でも、理路整然とした文章で、ストーカーの嫌らしさがあんまり出ないかなと思った。
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ストーカーの心理がわかる小説!? ストーカーって\イヤだ絶対別れない!/って感情的になって話が通じないのかと思ったら、自分の中ではきちんと論理的に筋が通ってるのに相手がそれを理解してくれない…って考え方になるのね。あくまで自分の中で…であってこれ彼女にしてみたらそりゃおかしくなるよ…。長文メール攻撃とか耐えられない…。しかも彼女は彼女、妻は妻って身勝手すぎて腹が立つ!!!!男ってやつはなんて身勝手なんだ!!!!ちょっと男子!本当にこんな風に思うのか読んで感想聞かせてくれ!!でもなーだから別れても俺のこと好きだろうとか勘違いするのかなー。