- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104725014
感想・レビュー・書評
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吉川トリコっぽい…好きだし読みやすいんだけどすぐ忘れちゃう…ふわふわしすぎ…
脇役が主役になるのは世界の広がりが見えるから好きな形式だけど少し物足りなかったと思う。最後の話が妙に頭に残った。慎ちゃんいいなー。いれて、だして、いれて、だして、のところがすごくよかった(ひらがなだけでこんなふうに表現できるのか!と感動した)のに、あたしと慎ちゃんはただの穴と棒、ってそりゃないよ……処女同盟みたいな切なさがなかったので少し低めで。好きな身勝手と嫌いな身勝手があるみたいだ。 -
4本からなる短篇集。
どれも『おんなのこ』が主人公の話だけど、
いい意味でも悪い意味でも
全てにモヤモヤがつきまとう話。
10代20代前半くらいまでは
なんとも言えないモヤモヤ感はわかるけど
『しゃぼん』に出てくる30手前の主人公の精神的な
甘さにはついていけず。
もっとしっかりしろよー!と思ってしまった。 -
しゃぼんの16ページ、「何年女やってんだろ、あたし」というセリフのマンガがなんなのか、どうしても思い出せない。著者と私は一回り以上年齢が離れているけれど、細かい設定で共感すること多し。違う本も読んでみます。
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ねむりひめが読みたくて借りました。
ねむりひめしか読んでないのであまり参考にならないかもしれません。
――あたしに何度も触れられるのは慎ちゃんだけだ。
――あたしと慎ちゃんはただの穴と棒。
あんまり性描写が激しくないところがよかった。 -
なるほど。
面白くないわけではなく、私はすでに著者が想定する読者対象ではないのだと思う。
ヒリヒリして、埋め合わせるような、探し求めるような若いセックスよりも、手を伸ばしたらそこに触れるセックス、畳とか、ソファとか、日常のもの、そこにたまにソースが零れちゃう感じ。
そういうセックスの話のほうが、しっくりくる。
著者の近著のほうが、きっとアタシには面白い気がする。 -
図書館
新刊案内に「少女病」が載ってて興味を。
とりあえずすぐに借りれそうなものを借りてみた。
なかなか好み。他のも読んでみよう。 -
なんか良い。
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この本は、全体的にイラッとしちゃって駄目でした。怠けるという行為(に見えてしまう)を二人の人間が容認し合っているという図がなんだか気持ち悪いの。