大人のためのブランド・カー講座

徳大寺有恒

• 新潮社 (2004年12月23日発売)

感想・レビュー・書評

[いなえしむろさんの感想 · 2016年5月21日]

マーケティングに頼り切るな

　だなぁ〜。信念を持って創るクルマと金儲けのために作る車って感じかな。こんなことは本書に書いてないけど、私の感想だ。

　本としては車というよりもメーカーの歴史って感じかな。それはそれで面白い本だった。

著者プロフィール

徳大寺 有恒(とくだいじ・ありつね)
1939年、東京生まれ。2014年没。成城大学経済学部卒。レーシングドライバーを経て自動車評論家に。1976年刊行のベストセラー『間違いだらけのクルマ選び』（草思社）は日本のクルマ社会に一大衝撃を巻き起こした。以降、社会的、文明論的な側面からクルマをとらえたクルマ批評は、数多くの読者を獲得した。著書に『徳大寺有恒のクルマ運転術・アップデート版』『ぼくの日本自動車史』『ダンディー・トーク』（いずれも草思社）、『俺と疾れ‼』（激動の20世紀編/変革の21世紀編、いずれも講談社）、『自動車を変えた言葉』（河出書房新社）、『駆け抜けてきた』（東京書籍）など多数。

「2018年 『文庫　徳大寺有恒ベストエッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」