借金取りの王子

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 596
レビュー : 138
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104750023

感想・レビュー・書評

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  • 君たちに明日はないシリーズ第2弾。
    私にとっては、このシリーズ、手に取ったのは3冊目。

    毎回思いますが、異業種を知ることが出来るお仕事小説として、大変興味深いです。
    人間味溢れる主人公真介、恋人陽子、真介の上司社長の高橋、アシスタントの美代子、いつものメンツも相変わらず輝いてます。

    リストラにはそれなりの訳がある。
    今回は、会社都合の「できる人たち」のリストラが多く、心情的には複雑。
    それでも、前向きな解決を見れるところがこのシリーズの良いところ。
    まだまだ追いかけたいと思います。

  • 初読の作家さん。「ワイルド・ソウル」を読もうとしたが、まずは取っつきやすいものから、と手に取った本。期待せずに読んだ割には結構面白かった。
    リストラ請負会社の村上真介が面接をしていくという形での5つの短編からなる。
    中でも、タイトルの「借金取りの王子」はなかなかいい話だった。
    どの短編も読後感は爽やか。
    個人的には、ほとんどといっていいほど登場していない社長の高橋に、物凄く魅かれた。何故だろう?続刊があるようなので、その辺も楽しみ?

    • hs19501112さん
      この「借金取りの王子」のシリーズとは、作風がガラリと変わりますが・・・・

      「ワイルドソウル」、おもしろかったですよ。
      佐々木謙さんや...
      この「借金取りの王子」のシリーズとは、作風がガラリと変わりますが・・・・

      「ワイルドソウル」、おもしろかったですよ。
      佐々木謙さんや福井晴敏、大沢在昌がお好きなら、きっと楽しめるはず。ぜひ読んでみることをおすすめします♪
      2017/01/10
  • 「君たちに明日はない」の続編です。面白くてあっという間に読んでしまった。
    主人公と彼女の関係という縦軸の中に、色々なリストラされる人間模様があって、しかも、その人達が個性的に描かれている。5編が収録されているのだが、タイトルにもなっている3編目の話にはグッと来ました。

    この著者の他の本も読んでみたいと思います。

  • 「君たちに明日はない」シリーズの第2弾です。
    今回収録されているお話の中では、「女難の相」と「借金取りの王子」が面白かったです。文章にスピード感がある一方で、人の心の機微の描き方がうまいと思いました。

  • 王子と奥様かっこいいですね。

  • ☆☆$$予想外に良い1冊。$$以前前作?を読んでからだいぶたったが、$$偶然選んだにしては、良かった。$$タイトルの話しが特に良い。

  • タイトルからしてもっとえげつない話かと思いきや
    なんとも清々しく気持ちの良い内容でした。
    自分にとっての幸せってなんだろう、改めて考えてしまう
    そしてひたむきに仕事に頑張ってる人たちを見ると
    自分も前向きになれる、そんな一冊です。

    人物描写が素敵でどの登場人物にも
    共感できるところもいい。

  • 4.0 『君たちに明日はない』シリーズ第2作。今回も心温まる話しばかりでした。垣根涼介、良いですね。

  • 2017.1.15 読了


    シリーズ2作目。
    リストラ請負会社の社員 村上真介。
    と、彼女の陽子。

    ここは変わらないんですが、
    周りの人物が 前より詳しく描かれていて
    だんだん魅力的になってきました。

    前回は この2人の話が多かった気がしますが、
    今回は リストラ対象者(真介と面談した人)の
    心情が 描かれていて、それも よかった。

    時々 わかる、わかる!な言葉とか
    ジーンとくる言葉があり、
    思いの外 このシリーズが好きになってきました!

  • 村上シリーズ第二弾。
    表題作にもなっている「借金取りの王子」は、ちょっと頼りない王子と恰好良い王女の話。たぶん何も解決したわけではないのだが、たぶんこの後の彼らは非常にすっきりした気持ちで新しい人生を過ごしていけるのではないかと思う。
    辞める辞めないはあくまで(一応は)個人の自由であって、なんとなくぼんやりと働き続けていたが……という気持ちに覚えのある人も居るのではないだろうか。
    仕事というものに向き合いながら良くも悪くもある人間味関係が楽しめる。1巻よりスマートですっきりしているイメージがあって、続きを楽しみにできた。

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著者プロフィール

垣根涼介(かきね・りょうすけ)
1966年、長崎県生まれ。筑波大学筑波大学第二学群人間学類卒。
2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー。2004年『ワイルド・ソウル』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞、大藪春彦賞の史上初の三冠に輝き、2005年『君たちに明日はない』で第18回山本周五郎賞を受賞。2013年、初の歴史時代小説『光秀の定理』を発表、歴史時代小説『室町無頼』は第156回直木賞候補、第7回山田風太郎賞候補となり、第6回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。2018年、『信長の原理』で第9回山田風太郎賞候補作、そして第160回直木賞候補となる。

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