張り込み姫 君たちに明日はない 3

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 128
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104750030

感想・レビュー・書評

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  • 企業のリストラを代行する会社に勤めるクビ切り面接官 村上真介シリーズ3作目。
    垣根さん体調不良で休筆されてたんですね。復帰なにより。

    今回はクビを切られるのは英会話講師、旅行代理店社員、自動車ディーラーのメカニック、写真週刊誌社員。

    桐野夏生さんの作品を読んで気分がどーんと落ち込んだ後なので、クビ切りながらも希望があるこちらの作品で気力補充。

    メカのことはサッパリわからないけど「みんなの力」は良かった~。分かってる人は分かってる。


    そろそろ「ロクデナシ2号」の山下や、真介の美人アシスタント美代ちゃんにも焦点を当ててほしいなぁ。

  • 「君たちに明日はない」シリーズの第3弾。リストラ請負人&再生を目指す真介が親身になって対応し、仕事や人生のあり方を教えたり、学んだり。中でもFile3の「みんなの力」にはホロリと涙も出てきます

  • 「みんなの力」がよかった。好きな車のためにはメンテナンスにお金をかけることを厭わない人々。それに応える丁寧な仕事をしてきた山下。彼が退職を決意したとたん、固定ファンが店舗物件を探してくる。
    心に残る一言がさりげなく入っているのがよい。

  • 第一話、「ビューティフル・ドリーマー」に登場する英会話講師の武田優子
    真介の言葉に今の若者を表す言葉が…

    >結局さ、今の若い奴らはロマンチストじゃないのよ。ネット、テレビ、チャット、DM。溢れすぎる情報で、みんな世の中のことの大半を知っている気になっている。たいした体験もしないままに、自分のほどが分かったつもりになっている。だから自分に期待もしないで、植物的になっていく。

    まさに、その通りですね。
    実際に、やってみなければわからないのにそれを実行できない。
    まあ、これって若い人だけじゃないんですけれどもね。
    年配の方々も、俺がもう少し若ければ・・・と言いつつ、何もしない。過去の経験則でものを言う。それでも、一応は経験してるんで、今の若い奴らが年配になった時よりはいいかもしれないけど・・・(百聞は一見にしかずですかね)

  • 相変わらずさらっと読めて面白い。
    そんな中で心にひっかかった部分。

    日常に連なった事実の中にある、真実。たぶんそれは石ころのようにさりげなく道端に転がっている
    だから気付かない。人から教わっても見聞きしても、結局一番大事なことは時間をかけて自分で感じ、発見するしかない。
    自分の中の真実も時とともに常に変化していく。

    その都度の気持ちを信じて行動するしかない。決断するしかない。

    たぶん後悔のない人生なんて、ありません。でも、その時々の信念や気持ちを信じて行動していけば後悔はあっても、それでも後を振り返ったとき、納得はできる。

  • 順番が狂ったけどこのシリーズ読み終わった。働くことの意味を自分でも考え直す機会になったなあ。今回のは車の整備士さんの話が泣けました。

  • 内容紹介
    リストラ請負人・村上真介参上! テレビドラマ化の人気シリーズ最新刊!
    企業のリストラを代行する会社に勤める真介の仕事は、クビ切り面接官。「人間にとって、仕事とは何か──」たとえどんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、真介はこの仕事にやりがいを感じている。今回のターゲットは、英会話学校、旅行会社、自動車業界、そして出版社だが……。働くあなたに元気をくれる傑作人間ドラマ。

    ?ビューティフルドリーマー:大学哲学科卒、ホテル勤務、1年ブランク、英会話学校講師、の経歴の女性。新たなチャレンジをする事になった。「虹を追いかける人」虹は実体がなく追いかけても徒労に終わる。
    ?やどかりの人生:能力は高いが旅行会社で最低限の仕事のみこなす男。作家の大賞を受賞し退職。
    ?みんなの力:自動車ディーラーが店舗見直し。整備士は大勢の顧客に請われ独立する事に。
    ?張り込み姫:写真週刊誌が廃刊。同会社の文芸部に異動の予定を覆し、別の写真タブロイド紙に移った。

    明るい雰囲気で読める本。

  • 4.0 『君たちに明日はない』シリーズの三作め。このシリーズは回が進むほどに面白くなる。今回は仕事の意義みたいなことを考えさせられました。ヘタなビジネス書よりも学ぶことが多いかも。

  • 2017.3.31 読了


    シリーズ第3弾。

    今回は なんとなくいつもと雰囲気が
    違ったような。。。

    三番目の話「みんなの力」が
    ラスト 泣けた~

    あとのも もちろん 随所に
    ジーンとくるところがある。

    なんとなく 癖になる。

  • リストラ請負会社勤務の真介が出会った各業界のリストラ対象者の悲喜こもごも。

    シリーズの中で手にした2冊目。
    好きです、このシリーズ。

    今回は、OL時代にいた業界の話もあり、身近で興味深く読みました。
    それぞれが先を見据え、前向きに退職を決意していく話ばかりなので、読後感はかなり良好です。

    飛ばしてしまったシリーズの2作目も、改めて読もうと思っています。

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著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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