- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104750047
作品紹介・あらすじ
『あなたにとって、仕事をする意味とはなんですか?』
リストラ請負人・村上真介シリーズ第四弾!
業績の悪さを、景気のせいにしていませんか?リストラ請負人・村上真介が、そんなサラリーマンの甘えをぶった斬る!今回のターゲットは“団塊の世代”の定年組から、バブルを謳歌した40代、そして「ロスジェネ」世代まで。様々な時代を生きる彼らにとっての仕事とは?そして人生とは……読めば元気がわいてくる大ヒットシリーズ最新刊。
表題作「勝ち逃げの女王」に加え、「ノー・エクスキューズ」「永遠のディーバ」「リブ・フォー・トゥディ」の四編収録。
感想・レビュー・書評
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リストラ請負会社の面接官、真介が奮闘するシリーズ第4弾。
安定の面白さです。
異業種の表裏が垣間見れる面白さ、人の生きざまを感じられる感動、更には読みやすい、大好きなシリーズです。
表題作よりは、それ以外の3編が良かったかな。
言い訳なしの人生、ノーエクスキューズ。
自分の納得した道を進む。
懸命に日々を生きてさえいれば、そのうち何かが見えてくる。
今回も教訓にしたい言葉がたくさんありました。
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一般的な評価で言うと星4くらいだろうけれど、好きなシリーズなので、甘めの星5。シリーズ三作目くらいから、話に深みが出てきて、とても良い。芯を流れているのは人がどう生きるのかという視点で、自分の生き方に重なる部分も感じられて好き。
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このシリーズ、やはりとても好きです。
リストラをテーマにしながら、仕事観、ひいては人生観を考えさせられます。人生において仕事ってやっぱり大きな要素ですから。。。
何か正解ではなく、その人にとって何がよいのか、結論を出すのは自分だけなのだ、という事を各話で言われていたような気がします。今の自分と照らし合わせて色々と考えました。
印象的だったのは「明日のために今を生きる」のではなく、「今を生きる」という事。理想論のようで、自分がもやもやと口に出せていなかった事が表現されていたような気がします。 -
君たちに明日は無いシリーズ4、先に5を読んでしまったけれど、5にも出て来ていたハヤマのロッコン準優勝バンドのフロントマン社員の話が出て来て、回想シーンのようにして読みました。最初は勝ち逃げ~ではなく本のタイトルも『永遠のディーバ』だったみたいですが、最終巻5の王様に揃えて、勝ち逃げ~に改題されたのかな、と想像。最終巻への助走のように、具体的なリストラのケースだけでなく、社長の高橋がかつて面接して退職の道筋をつけた方々とのエピソードが挟まれたりして、リストラのプロとしての会社も仕事も現時点ではこの社会に必要なことであると断じつつも、社長高橋と真介が自分たちの将来の在り方を問う最終巻へ繋がっていく過程が描かれていました。そんな読み方をしたのは順番を逆に読んだからなわけですが、それも悪くはなかったです。私自身がバブルがはじけて数年後に就職したクチであり、被面接者の方々の境遇などもよく分かったこともあり、シリーズを通して大変満足して読了しました。
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こういった仕事も必要悪であってもおかしくないと思うんですけどね。
それぞれの人間模様が繊細に描かれており、シリーズでぜひ一読をお勧めします。 -
君たちに明日はない・シリーズの第4弾です。
今回は表題作の「勝ち逃げの女王」と「ノー・エクスキューズ」が特に面白かったです。
「勝ち逃げの女王」では、いつもはリストラ役の真介が社員をひきとどめる立場になるのが新鮮でしたし、「ノー・エクスキューズ」では、真介の会社の社長・高橋の過去が語られたのがよかったです。 -
シリーズ4作目にして
今までの中で、もしか一番好きな巻。
■ ■ ■ ■ ■
『永遠のディーバ』は特にがつん、とキたなぁ。
「継続は力なり」って言うけどさ
続けることが力なんじゃないんだよね。
続ける力を持てることが、更なる力になるんじゃないかな と。
■ ■ ■ ■ ■
『リヴ・フォー・トゥデイ』は、自分自身に於いても、だけど
子を持つ親としても考えさせられる箇所が多々アリ。
チョビ達に思想を押し付けてないか?と省みてみたり。
そして
「きみたちに明日はない」の「明日はない」には
二重の意味があったのか!?Σ(@ω@;)ってことに
このお話を読んで初めて気づいた次第。
■ ■ ■ ■ ■
謎の男(w)高橋さんの過去も暴かれたことだし、
そろそろ私のオキニ川田さんにもスポットを当ててほしいところ。 -
「ただ今日なすべきことを熱心になせ」
今はそんな心持ちで日々を過ごそうと思います。
じっくり味わって読ませていただきました。
シリーズもあと一冊。 -
主人公は、リストラ請負人。
バブル時代を駆け抜けた40代のCAや、団塊世代で考え方もまったく異なる年代を相手に、難解な仕事をこなしていく。
サラリーマンって、悪くないかもと思える本です。
面白かったけど、読み始めるまで続きモノだと知らなかった…。
かの有名な「君たちに明日はない」の第4弾だそうなので、今後は1巻から読んでみたいです。 -
『ノーエキュスキューズ』=『潔さ』
今の日本人が忘れている心意気。
著者プロフィール
垣根涼介の作品






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