虚空の冠〈上〉

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 164
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104753031

作品紹介・あらすじ

餌を与えられる犬のようにお行儀よく待っていても、幸運は降ってこない。下剋上を欲するのなら、噛みつき、そして奪いとれ!渋沢大将、東京帝国大学法学部卒。海軍あがりの青年は、敗戦後、新聞記者となった。GHQの検閲、制限された報道の自由。青二才のその男は、ある日、火事が起こった島へ向かうため、船に乗る。己のすべてを変革させる、運命的出会いが、待っていることも知らず-その男は、いかにして、メディア王となりしか?圧倒的スケールと、唯一無二の臨場感。時代を変える経済戦記。

感想・レビュー・書評

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  • (上下巻合わせてのレビューです。)

    大好きな楡さんの小説。
    毎度のことながら、文庫になるのが待ちきれずに購入。

    巨大メディアを作り上げた主人公の人生と
    電子書籍という新しいメディアを用いて
    新たなメディア王とならんとする新興企業との
    戦いが主なストーリー。

    個人的には結構ツボな内容でした。
    主人公のメディア王が我慢して我慢してのし上がっていく様子や
    新興企業が企てるビジネスプランなど読みどころは満載だと思います。

    2社の戦いが後半、結構あっさりと終わってしまったのが、
    少し残念。。もう少し泥沼の争いをして欲しかったところです。
    それでもあっという間に読んでしまった上下巻でした。

  • 敗戦直後と現代を行き来しながらメディアの過去、今が描かれてるので飽きない。煽りが電子書籍を巡る!みたいだったけど、ビジネスビジネスしてなくて大将の人生を描いてある。のでそこを期待して多分帯とギャップあるかなー。残りは下巻で。

  • 船が、船が沈むなんて。考えただけでゾーッとする。
    そこから海を漂い救われるとは、ただただ奇跡。
    そうして助かった命の意味を考えてしまう。
    これ以上、恐ろしいものはない
    と考えれば何にでも挑戦できそう。

  • 新聞業界とIT業界の電子書籍をめぐる攻防が題材の作品。業界動向を知る上で勉強になる。エンターテイメント小説としても秀逸。映画化されるかも

  • なかなか面白いです。

    初めは戦後間もなくの話で退屈でしたが、現代と密接にリンクして俄然面白くなってきました。

    どこかで聞いたような話なので、キャラを当て嵌め易く、読みやすいんですが、その分駄目な人には受け入れ難いかも。

    私は全く気にならないので、上巻は面白く読めました。

    下巻に期待です。

  • ■これ、面白いや。終戦直後の混乱期と現代を結ぶメディア王のストーリー。かなり現実にインスパイアされていてリアルだし、展開もスピーディーであっと言う間に上巻を読了。

    ■はてさて、これからどっちに行くんだろう? 下巻スタート。(笑




    #1/9に読了したけど書棚で装丁を並べたいので下巻を読み終わったところで読了日を変更...(笑)

  • モデルがいるようでいないような?怪しい人達の話。
    下巻でどうなるのか分からないが,マスコミ,怪しい通信業界を舞台に物語が展開している。

    2012/01/09図書館から借用; 2012/01/10から読み始め,11日に読了

  • 下巻へ。

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著者プロフィール

楡周平
1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2020年 『国士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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