フェイバリット

著者 :
  • 新潮社
3.62
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本棚登録 : 91
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104768028

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに、小説を読み終えた後、幸せな気持ちになった。

    なんと言っても、主人公・由真の恋人、ハツモの魅力にやられた。
    小太りで自分の容姿には全く無頓着の、いけてない男。でも彼の屈託のない明るさと人懐っこさが、彼女だけでなく周りの人をどんどん笑顔にしていく。
    ハツモみたいな人がそばにいたら、きっと毎日が楽しいだろうに。

    物語の中は、ふわふわとした幸せで溢れている。芝生で子供たちと転がったり、大声コンテストで大健闘したり、保育園で「大好き!」と園児達と抱き合ったり・・・読んでいるこっちまで、一緒になって笑ってしまう、嬉しくなってしまう温かい場面ばかり。

    表紙のナンセンスさに騙されてはいけない。
    中身は優しい幸せがぎゅぎゅっと、詰まってる。

  • 幼なじみと行く場所はデートスポットとはかけ離れている。一緒にいて安心するカップルが結婚に至るまで。

  • 結構なインパクトある表紙に内容とどうつながるのだろう?って思ってたらちゃんと出てきた!ハツモの押しの弱さをじれったく思いながらも人柄の良さがにじみ出てた。何だかんだで一緒にいて楽しいのがいいよね。

  • この方の本は今まで暗いイメージがあったけど、これはとってもほっこりする内容でした。
    イメチェンか?(笑)

    坂本司さんとか瀬尾まいこさん有川浩さんの作品が好きな方にオススメします♪

    この方の文が好きな私なのでサクサク読めました。
    表紙もシンプルで好きだし♪
    イカがかわいい(笑)
    ハツモもかわいい(笑)

  • 仕事での事件がトラウマとなり仕事をやめた由真、人とすぐに仲良くなる空気を持つカメラマンのハツモ。2人の恋愛小説。
    読んだ後に和む小説でした。
    装画:進藤恵子

  • 元保育士、求職中。フリーカメラマン。仕事から社会のやるせなさを突きつけられ。友情が恋愛になる戸惑い。

  • 人間が勇気を出してなにかを成したとき、なぜ感動するのだろう。その人が不器用であればあるだけ、そう。好きなものを好きと言う。

  • ドラマチックにはいかない恋愛や仕事が描かれ、それでも希望を感じられる。

  • 戻れない あの頃が思い出され
    汚れた心が、恥ずかしくなった。

  • 本文中のシャレ山さん(とおぼしき人)曰く
    「表現というのはおのずと暗い方へ向かうんです。意味ありげな黒っぽい表現は素人にだってそれらしく撮れるんだ。ところが明るいものというのは簡単そうで難しい…伝々」

    これは名言。

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