ローズ・マダー

  • 新潮社
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本棚登録 : 105
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105019020

作品紹介・あらすじ

夫は有能な刑事。しかし家庭では、妻を虐待する異常性格者だった。その暴力に14年間耐え続けた妻は、遂に家出をする。そして…。残忍な狂気をバネに、夫の執拗な追跡が始まった。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わるのに相当時間がかかった。暴力描写より何より、口の悪さが凄まじい。***伏魔殿やら***吸い野郎やら、見るだけでげんなりする言葉が繰り返し出てきてもう……
    質感まで想像できそうな執拗な描写と、ラストどう決着が着くのかが気になって頑張って読んだけれど、結末は有耶無耶にされた感じが否めない。キングの他作品のスピンオフなのではと思って、他作品を少しずつ読んでいるところ。まだ謎は解けない。

  • 今更だけど、初めてのキング。
    ねちっこい描写が苦手かも?

  • 最低な暴力夫から必死で逃げる女性の話。

    この夫が本当に怖い。ガクガクしながら読みました。なんか、「幽霊なんかより生きてる人間の方が怖い」ってよく言うけれど、まさにそれ。前半部の理不尽で執拗な暴力にかなりやられました。中盤からラストまで止まりません。

  • 怖い事は怖いんだけど、なぜか悪役に魅力が感じられず途中で入ってくるファンタジーも突飛な気がしてしまった。

  • スティーブン・キングがDVを題材に書くとこうなるのか、という一冊です。

  • キング自身は、この作品をあまり好きではないそうですが、けっこう好きです。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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