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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784105057718
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みんなの感想まとめ
人生や世界に対して否定的な姿勢を持つ人々に焦点を当てた本書は、メルヴィルの「代書人バートルビー」を起点に、さまざまな芸術家たちを論じています。彼らの選択肢としての「ノン」は、単なる諦めではなく、深い思...
感想・レビュー・書評
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メルヴィルの小説「代書人バートルビー」の主人公、バートルビーに連なる芸術家たちを論じたエッセイのような小説。つまり、世界や人生に対してノンを突きつけた人々へのオマージュ。
ある種の諦めをきっかけに、世界を肯定するか、それとも否定するか、これはその人の歩み方によって決まる。
そこであえて、否定する方を選んだ人たちが魅力的でないはずはない。本書はそちらにスポットを当てている。当てまくっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バートルビーと仲間たち
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文学
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メルヴィルのバードルビーは好きな小説のひとつだったので背表紙を見て手に取った。僕でも知っている著名な作家と、少しマイナーな作家と、バランス良くたくさん出てきて面白い。これを読んで、読んでみようかなと思える作家が何人かいるのが嬉しい。
それにつけても代書人バードルビーは素晴らしい小説だと思う。優れた小説家は先人をカテゴライズするとはボルヘスの言だが、バードルビーによってカテゴライズされるバードルビー以前の作品も多かろうと思う。 -
無理!!
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9/17 読了。
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「バートルビーと仲間たち」読んだ、おもしろかった! http://www.shinchosha.co.jp/book/505771/ 書けない/書かない作家たちのエピソード集で、小説の体裁をとったノンフィクションのような本。堀江敏幸を読むと気になる本が増殖するのと同様に、この本で存在を思い出した作家が何人か(つづく
筒井康隆があれっきりもし書いていなくてこの本が日本人の手によるものなら入っていたかな(いやあれは種類が違うから入らないか)書かずに灼熱地獄を放浪し野垂れ死んだランボーや隠遁生活のサリンジャーは有名だけど、カフカやソクラテスのようにこの本で初めて知るエピソードや言葉もある(つづく
ほとんどゴシップ誌を漁るかのごとくの野次馬興味で読み終えた。書かない状態の理由付けが作家それぞれに(尤もらしいことを言っているようで)こじつけていて可笑しかったし、そもそも自己表現を別の手段に取って換えたり。哲学科の友人がドラッグと創作というテーマで研究してたっけ。。(おわり -
500 文英堂
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ブッキッシュであればあるほど楽しめる本…だと思いますが、いかんせん自分は修業不足です。
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「うぉー、おもろい!」と「…つまんねー」がランダムに現れ、
結果的に「結構おもしろかった」のであった。 -
参ったね。痛いところをつかれた。書かなきゃならない、小説を。
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えっ?!これまだ登録してなかったっけ?
もちろん、大事な1冊です。
大好きですね、こういうの。 -
Bartleby y compañía (Anagrama, 2001)
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2010年3月17日購入
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さまざまな理由から「書けなくなった」作家たちのファイル。
一風変わった作品。小説というより、本当に調査メモといった感じの内容。
いやぁ書けないのにも色々と理由があるもんだ。これだけのテーマに絞って、これだけの作家(実在非実在問わず)を見つけてきたのも凄いもんがある。
自分と違って、作品だけでなく作家の評伝も読んでるような人にとっては、もっと価値のある本かと。 -
ソクラテスとランボーとの類縁関係は別として(ソクラテスは書かなかったのだ、書く必然も感じてはいなかったはず、ランボーについては……よくわからない)、この書が現代スペイン文学だということも興味をそそる要因のひとつ。
それにしても、バートルビーといいスターバックスといい、メルヴィルの影響って大きいんだなぁ。 -
『本の雑誌』3月号の『吉野朔実劇場/書かない作家達』からのお取り置きです。「バートルビー(Bartleby)」という単語はあちらの文章に結構出てくるのに、つい最近まで意味がよく分かっていませんでした(笑)。『白鯨』の著者、メルヴィルの短編に出てくる人物の名前由来で、こちらもやっと読みました。
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もったいないなー。もっといろいろ読んだ後ならもっと楽しめたのに。メルヴィルとかカフカとかサリンジャーとかランボーとか、そういったメジャー作家しか知りませんでした。
若き日に小説を一作だけだして、書けなくなった語り部が、すべてに対して「好ましくない」「No」というバートルビー症候群の作家を追いつつ、書くという行為の本質に迫るかなり異色の小説です。本書に登場する書かなくなった作家の様子が非常に好奇心を刺激します。
書くことを追究していって書かないことを一つの表現手段として選択した作家、書こう書こうとして書くものが四散して書けなくなった作家、奇妙奇天烈な「言い訳」を放って世間から隠遁した作家。この作家知らない、知らない、そもそも作家じゃない、でもこの悩み方はわかる・・・といったかんじでのめり込んでしまいました。バートルビーにはなりたくないし、関わり合いにもなりたくないけれど、人間のへんてこな面白みが詰まった本かと思います。
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