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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784105063917
作品紹介・あらすじ
明日死ぬ――死を覚悟したときに多くの人に共通する「後悔」とは? 数多くの患者を看取った女性介護人が振り返る、老若男女の「最期」の言葉。「もっとお金を儲ければよかった」という人はひとりもいない――それでは、誰もがする後悔とは? 死の床で語られた言葉は、彼女自らの人生にも影響を与えていく。なぜなら、人生はいつだって変えられるのだから。器用に生きられないあなたに贈る一冊。
みんなの感想まとめ
死を迎える瞬間に語られる「後悔」とは、私たちが日常生活で見落としがちな大切な価値観を浮き彫りにします。著者は、看取った患者たちの言葉を通じて、人生の本質や愛の重要性を伝えています。特に、彼らが共通して...
感想・レビュー・書評
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しばらく体調を崩していた。今はようやく視界が良好になり、少し出歩いても平気…にまでは快復してきている。
本書はその最中に読み詰めていったんだけど、なんだか余計に沁みたな〜…笑
死期が近い患者たちが漏らす後悔の念・身体が日に日に弱っていく様子が克明に記されていて、それらが弱っている自分にもガンガン響いた。
ただ健康な時にぶっ続けで読むと、間違いなくダレてくると思う。意識がはっきりしている都度読んでいく…というサイクルの方がちょうど良いかも。著者からのメッセージも普遍的・理想的ではあるけれど、真新しいことは一切書いてないと思った方が良い。
でも普遍的なことって日頃なかなか意識できないもの。こうしてたまに触れることで、少しずつ自分に根付かせていくのかなって気もする。ちょうど、病気になった時に健康のありがたみを噛み締めるように。
「終末期の患者というのは、自分の人生を振り返る時間を与えられた人たちだ」(P 301)
緩和ケアの介護ヘルパーを務めてきた著者が、それまで看取ってきた終末期患者の語る後悔を大きく5つにまとめている。
緩和ケアというものをイマイチ理解できていなかったので調べたところ、「生命を脅かす病気に苦しむ患者や家族が気持ちの面で苦痛を和らげ、QOLを向上させる療法」だという。ヨガや瞑想を大切にし、精神世界関連の本を読むことも多い著者なので、確かに本文では具体的な話が窺えなかった。まるでセラピーみたいに、生きる上での気持ちの持ちようが繰り返し書かれていた印象。
患者の後悔だけでなく、不安定な生活から来る感情の揺らぎや将来への不安・彼女のヘルパーとしての成長ぶりも、読み進める上での大きなポイントとなっている。
「人は往々にして、将来の計画を立てることに時間をかけすぎる。幸せはずっと先になってから手にすればいいと考え、この世の時間はすべて自由になると思っていることが多い。明日があるのかどうか、本当は誰にもわからないというのに」(P 103)
1、自分に正直な人生を生きればよかった
2、働きすぎなければよかった
3、思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4、友人と連絡を取り続ければよかった
5、幸せをあきらめなければよかった
皆様はいくつ当てはまるだろうか。(ちなみに1が今まで一番多く聞いた後悔で、「他の後悔よりも怒りが激しい」らしい)
自分は現時点では4が一番怪しい。患者の中には知らないうちに他界している友人がいた…という話があったが、他人事とは思えない。アルコール依存症から友人と距離を取るようになったエリザベスの話も然りだ。
何年も会っておらず、来年から年賀状を送るのをやめようかと思っていた友人のことがよぎる。患者の教訓を自らの人生に活かした著者同様、自分もそれに倣う時が来たようだ。
人生に後悔は付き物だけど、やはり死ぬ間際に悲痛な後悔だけは残しておきたくない。
自分の人生に幸せを引き寄せ、自分自身を肯定し賛美する。その幸福の花園に大好きな友人たちを招き入れていく。そうすることで「いい人生だった」と幕を閉じられるのかな。
まだ全快すらしていないのに、もう終活見据えちゃってる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
訳者の後書きや章の「その後」を最初に読んで筆者がヘルパーになるまでの過程と学んだことのまとめを読んでから気になる章を読んだ方が良いと感じました。
(筆者がヘルパーになるまでが長く感じたため。)
筆者は10年間銀行員の仕事につき、同じ事を繰り返す日々に嫌気がさして、自分のことを知らない場所へ興味を持った地域へ憧れて旅を繰り返した。時に危険な目に遭いそうになりながらも行く先々で様々な人に会い、様々な仕事をその都度もらいノマド生活や時には人から部屋を貸して貰い生活する。住み込みで緩和ケアの介護の仕事に出会い、やりがいを感じ患者と関わりながら人生の教訓を学んでいく。その後前々から創作活動を通じて生きていきたいことを実現してゆく。
この本を読んで祖父母が亡くなった当時の自分の心境を思い出せて良かった。また旅人に憧れのある自分にとっては放浪生活を好んでいた筆者が歳をとるにつれて住居が欲しくなる心境に興味を持った。移動したくなるたびに居所を移すのではなく、どこかに本拠地をかまえて、そこからあちこち旅をしたいと考えるようになることは歳をとることで体力の衰えや、安定を求めるようになるのだろうなと思い、自分のライフプランの参考になった。
看取った患者の中で30代のアンソニーの話で置かれた環境が向上や変化のチャンスが得られなくし、挑戦する意欲を失わせる事例が心にきた。失敗というのは、成功するかどうかで決まるわけでも、何に挑戦するかで決まるわけでもなく、何かをはじめれば、それでもう成功で何かに挑戦し、人生を良くしようという意欲を持ち続けることが大事だ。
他人にも自分にも優しくなろう
私たちは みな 素晴らしい。
微笑みとともに知り、生きましょう -
興味深く読み進んだが、和訳系が苦手なのかこの本がなのかよく分からないが、知りたい部分(5つの後悔)まで読み進める過程が長く、その都度少しストレスを感じた。
知りたい部分辺りは、集中して読むことができた。 -
看取り介護、死期迫る患者の後悔についての記録。どんな人生を送り、どんな宗教観を持ち、どんな言語感覚を持つのかによっても、言葉は違う。疲れた、難しい、もう嫌だ、と死期も迫らぬ人たちが日々漏らす言葉と何か違うだろうか。受け手の感受する姿勢が違う。持続する生に後悔がついて回るなら、死の瞬間にもそれはこびり付く。
死とは老い。後悔とは、満たされぬ思い。老いと共に理想は低下し、生々しい欲望は息を潜める。等身大の自分に納得しながら生きる余生に、がむしゃらな後悔が自然治癒されないならば、悲劇だ。人生は楽しい。何度でも、色んな設定で体験してみたい。客体化し、死を受容すれば、やがて後悔は昇華し、自らを認めてあげられるはずだ。
強烈なタイトルがミスリードだ。原作もtop five regrets of the dying、しかし本著は、後悔した人の話よりも、寧ろ、生きる人へのメッセージであり、悔しくて悔しくて死にゆく人たちとは違う。人生をもっと大切に生きなさい。
自分に正直な人生を生きればよかった
働きすぎなければよかった
友人と連絡を取り続ければよかった
思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
幸せを諦めなければよかった
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『働きすぎなければよかった』終末期にある患者や余命わずかな高齢者の介護をしてきた著者が聞いた死ぬ瞬間の5つの後悔。この言葉に一番胸が締め付けられました。
患者たちの激しい自分への怒り、どうにも出来ない悔しさに著者は深い愛と献身をもって寄り添います。患者たちは皆、彼女と最後の月日を過ごしていく中で自分を許し、穏やかな最期の時を迎えます。
それぞれ全く異なる人生を送ってきた患者達が語る最期の言葉に共通して感じたのは、なによりも自分を愛することが大切だということ。
終章では彼女が重いうつ病にかかります。
もがき苦しみますが、七転八倒しながらも傷ついていた自分を許し、愛しはじめます。
他人にばかり愛情を注いできた彼女の自分を受容していく様には、負けるかもしれなくても勇敢であること、幸せになりたい気持ちをあきらめてはいけないことを教えてもらいました。
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2014/04/01
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今激動を過ごし、毎日に余裕がない人におすすめしたい一冊
人は死ぬ時に何を後悔するのか、後悔しないために今何ができるのか、考えるきっかけをもらえる本です。
少し字は細かめですな内容は非常にシンプルで奥が深く今の人生を見直すきっかけになります。
人生悩める全ての人におすすめです
https://www.amazon.co.jp/dp/410506391X/ref=cm_sw_r_as_gl_api_gl_i_T7RST481EHWMJ3CQ4YXZ?linkCode=ml1&tag=hon1234-22&linkId=5340a24aec855f7164be0bc38a6ff83a
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後から悔やむから、後悔。
年配者の経験を学べるのが人間の特権。
想像し得る同じような過ちをしないように、若い人にも読んで欲しい。
本当に、後悔なく死を迎えたいと、思う本。
自分にとって1番大切なものは何か、考えさせられる本。 -
死の床で聞いた、誰にでも共通する"後悔"とは?
いい本だと思うけど、冗長。せめてこの分量の半分くらいに内容を圧縮してほしかった。
著者は自分のことを自慢しているわけではないんだけど、何だか読んでて疲れた。案の定、最後は激しい"うつ状態"になってるし…。
それを述懐して「最後の」と書いているけれど、大丈夫かな?という気がする。 -
死を直前にして語られる後悔は生々しく重く、感情が揺さぶられた。全章泣いてしまった。
著者の経験は万人ができるものでは到底なく、それを追体験させてもらえる素晴らしい本だと思った。
私は母を3年前に亡くしており、亡くなる直前に介護をした時の経験と内容が重なり、当時を思い出した。
母も同じように後悔を語っていたが、最後には幸せだったと言って亡くなっていった。
娘からみて母は幸せだったのだろうかと疑問に思うことがあり不安だったのだが、
あの言葉は紛れもない本音の言葉だったと思えて安堵した。
人生は一度きりとわかっていながら、後悔を残しながら死んでいく人が多いという。
人生100年時代といわれる昨今、時間が潤沢にあるとどこか慢心してしまう人が多いのかもしれない。
私は母の死を通じ、自分の人生を改めて考え、後悔しない生き方を模索してきたが、
本を見る限り、私が大事にしようと思ったものは正解だったようだ。
これからも自分らしく、大切な人、もの(こと)を大事にして生きていきたい。 -
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YouTubeで紹介されてたから読んでみたのだが思ってたような内容ではなかった。
思ってたのは死ぬ前の後悔が書いてあってそれを教訓にできる本かと思って読んだんだけど、
ノンフィクションなのに小説みたいな書かれ方をしてるし
何より著者の自分語りが圧倒的に多い。
患者の死ぬ瞬間の後悔より著者の人生について書かれている量の方が多くて、それでも半分くらいまではがんばって読んでたんだけどもうお腹いっぱいだと思って読むのをやめた。
どうゆうことを後悔するのか気にはなるけどこんな自分語りなんか読んでられないし、あんまり良い本ではなかった。 -
年末年始にかけてすこしづつ読む。著者であるブロニーは若い頃は冒険心とともに南国の島やイギリスを放浪し、その後、母国のオーストラリアで介護の仕事に関わる。その中、数多くの患者を看取り、その人たちとのやり取りを振り返り、整理して死にゆく物が語った「5つの後悔」として章立てている。
もともと、本書の内容はブログにて公開してきたものをまとめたものらしいので、確かに自分の体験したこと・考えたこと・感じたことを文章に起こしている訳で、人間臭さの感じる文章である。が故に、結構読み進めるのには時間がかかる。内容的にもスラスラ読むべきものでもないので、じっくりと読みたかったのだが、終わり4分の1ぐらいはちょっと流してしまった。
一点、気づいたのだが、ブロニーはの介護する対象は自宅での看取りが多かったようだ(ブロニーは個別介護として評判が高く、多くは指名で引き受けているらしい。多くは患者の家に住み込みで介護というケースらしいので、ペイも結構高いのだろう)。最近では、医療が進歩したが故に亡くなるのは病院、というケースが多いのだと思うが、こうやって自宅で看取るケースを、数ヶ月前・数週間前の介護様子から息が止まるまでのを詳細に述べているのには、驚嘆する。今までは、こうやって自宅で、確実に弱っていって死んでいったのだと。
そういう死に方って、いま日本でどれだけの人ができるのかな、とぼんやり思った。
しかし、家族が世話をするというのが現実的には難しい中、介護のプロが患者の宅に住んで対応するってのは、富裕層ならではの話だろう。
似たようなタイトルで、随分昔に「エリザベス・キューブラー・ロス の死ぬ瞬間-死とその過程について」を読んだが、がこちらの方が、客観的に見ていて、印象に残っている。
後半、力尽きたので、時間があるときに、終りの部分をゆっくり読んでみよう。 -
海外らしい死の受け止め方、死への後悔が記載された本だった。
死を避ける文化もあるんだな、と思った反面、今の日本もどちらかというと核家族でシを避ける文化にあるんじゃないかなあ、と感じた。
5つの後悔を様々な患者のストーリーと筆者の人生経験をまじえて描かれている。
要約すると、自分の人生だから自分を大切にしていきていくことが大事、そして誠実に生きることが大事といってくれているようなかんじ。
筆者は穏やかで包み込むような女神か?と思うような性格で、実際に余裕もなく医療者として働く私にはこんなに患者にゆっくり関われる機会がなくて歯がゆく感じた。
ただ、筆者も最後に問題に直面し、今までの経験を思い出しながら幸せを求めていく。
人生を振り返らずにはいられない本だった。この本が人生のようだった、と感じた。
ちょうど、自分もしんどくて辛かったので最後が特に共感できた。
あとは
今の日本にもこんな医療体制はあるのか?、これからはどうなるのかな、と見当違いなことを思いながらよんだ。
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看取りをやっていたヘルパーさんの本。自分が幸せになるとは、死ぬ間際に後悔しないように毎日感謝しながら生きたいと思った。
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バランスをとること、気持ちを正直に伝えること、自分には幸せになる資格があると思うこと
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最初は読みにくくなかなか進まなかったけど
途中からどんどん読みたくなり
久しぶりに心を揺さぶられ、思考を変えさせられた本 -
自分に正直な人生を生きればよかった。働きすぎなければよかった。思い切って自分の気持ちを伝えればよかった。友人と連絡を取り続ければよかった。幸せをあきらめなければよかった。
著者が挙げる5つの後悔は、どれも今の私にとってとても胸に突き刺さるものでした。
この本のもう一つのテーマとして著者が自分自身に向き合い、過去と決別し、自分の魂が求める生き方にシフトしていくと言う部分があります。人生訓を得た彼女自身がどのように自分の人生を変えていったのか、その一連の取り組みについてもリアルに感じられ、とても勉強になりました。 -
人が死ぬ瞬間何を後悔として語るのか、興味があり教訓にしたいと思って読んでみた。
個人的に良かったのは友人と連絡をとり続けていれば良かったという後悔。
自分もライフステージや付き合う人が代わり、連絡を取らなくなった友人いっぱいいるけど、
たまに当時を思い出したりする。
どうしても疎かにしがちだけど、やはりパートナーとはまた違うかけがえのない人やったり助けられたするし、今付き合いがある人達も大切にしたいと改めて思えた。
あと凄い邪推になってしまうけど、訪問介護受けれる人たちだから、ある程度資産はあったのだと予想
なので、本来貯金しとけば良かったっていう後悔があってもおかしくなさそうと思った笑
⚫︎ネクストアクション
昔の友人に連絡してみる
自分から積極的に連絡をする
関係を0にしない -
今現在は健康状態に問題がなく、活力に満ちた生活を送っている。
しかし、そんな時だからこそ、「死」について深く考えておくべきかもしれない。
自分はどんな最後を迎えたいのか、そしてその瞬間が訪れた時に、本に書かれていたいたような後悔を絶対にしないと言い切れるのか。
後悔なく死ねるように、自分に正直な人生を生きていきたいと思った。
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