インフォメーション―情報技術の人類史

制作 : James Gleick  楡井 浩一 
  • 新潮社
3.80
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本棚登録 : 409
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105064112

感想・レビュー・書評

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  • それはある民族では太鼓の音色であり、紙に書かれた単語であり、0と1で表現される数字列の集合であり、シニフィエやらミームやらで表現されたり、量子的に分解されたり。そうして次第に「情報」という概念がその本質に目覚めていく過程を解説した文明史。非常に難しかった。
    ニュートンが「運動」「時間」に計量可能な物理的意味を与えたように、シャノンが「情報」に数学的単位と意味を与えた、とプロローグで足下を固めているのに、本書のテーマが「情報」という概念の進化をたどるものであるせいか、「情報」という単語がかなりバズワード化している気がした。見方を変えればトンデモ本。
    しかしそれを差し置いても、ただ単語とその意味を羅列した辞書や百科事典を編纂していればいいはずだった情報の網羅が、ビット列に置き換わり、それでも本質を捉え切れていない「情報」に、言語学や量子力学を持ち込んだりする過程はとても興味深かった。
    トーキングドラムや図書館の勃興、ビバッジの計算機、腕木通信機、DNAの解析、ビット列の量子的解釈など、数々の歴史的エピソードが紹介されており、読み応え十分。シャノンのが現代の情報理論の開祖として、極大的に解釈されている。
    花粉の動きはブラウン運動ではない (p247) くらいのフォローは欲しいし、もしかしたら他にも誤解を与え易い表現があるのかもしれない。マクスウェルの悪魔の部分の解説や喩えは比較的分かり易かったと思う。

  • 和図書 548.92/G49
    資料ID 2013100430

  • 途中で諦めた。。いい内容だったけど

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784105064112

  • 量子情報学の章が頭に入らない。何から読むのがいいだろうか。

  • 如何せん過剰に饒舌というか冗長な語りくち.「もっと簡潔に書けんのか」と放り出しかけたこと再三.しかし扱ってる内容が過剰で饒舌なのだから,内容と形式がよく一致してると思うべきなのかもしれん.これがたとえば「情報減算の人類史」だったらどうか.同じ出来事を扱って減算的に書けるだろうか. それはすごく難しいだろう.
    しかしやはり,こいうのが流行の語り口なのかもしれないが,どうでもいい例示を1/3ページも羅列したり,計算結果の数列を半ページ埋め尽くしたりというのはヤリスギだと思う.読んでる側には利得なさすぎだ.

  • 壮大な試みではあろうが破綻している
    広大な領域を統合しようとしているが、サイモン・シンやマクルーハンなどの論考に付け焼き刃で追いつけるはずもなく
    この分厚さで予想されるほどの値段あたりの情報量は、それほど多くはありません

  • 太鼓は語る
    言葉の永続性
    ふたつの単語集
    歯車仕掛けに思考力を投じる
    地球の神経系統
    新しい電線、新しい論理
    情報理論
    情報的転回
    エントロピーと悪魔たち
    生命を表わす暗号
    ミーム・プールへ
    乱雑性とは何か
    情報とは物理的である
    洪水のあとに
    日々の新しき報せ
    エピローグ(意味の復帰)

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