沈黙の春

  • 新潮社
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本棚登録 : 139
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105197018

作品紹介・あらすじ

人間による環境汚染を世界で最初に告発したR・カーソンの名著。かけがえのない地球のために生涯をかけて闘ったR・カーソン。彼女の、また全世界の人々の願いにもかかわらず、汚染と破壊はつづく。生命の故郷である地球を考えるために、『沈黙の春』は、現代人の一度は読むべき書物である。

感想・レビュー・書評

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  • 【おすすめポイント】農薬として使われている化学物質が自然や自分自身を傷つけていく。そしてやがておとずれる「沈黙の春」とは・・・。世界中に大きな議論をまき起こし、多くの人に環境問題を考えさせるきっかけとなった作品。
    【請求記号】519.7:Ca
    【配置場所】3階書庫
    【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00169020

  • 今日は何の日?:12月29日 旧国際生物多様性の日

    科学するこころ

  • ●科学薬品による環境汚染に対して警鐘を鳴らした本。

  • 歴史的にはとても価値のある本。ただ、今読んで面白いかは微妙。

  • 学生時代に一般教養の授業で読まされました。
    環境問題についての本です。
    結構全部読み切れず、掻い摘んで読み、それまでの知識と授業内容を総合して、
    何とかレポートを書き単位を取った記憶があります(;・∀・)
    もう一度きちんと読んでみようかと思います。

  • 人間の環境開発こわっ!

  • 大学院ゼミ 8環境と技術

  • 色々な評価のある本だけれど
    読んで納得できる内容である
    文もキレイで読みやすく
    裏付けや引用も克明で学問的なレポートとも読めるし
    社会的な問題提起として受け取る事もできる

    人間だけの利益追求を目指して環境問題を
    利己的に解決するためだけではなく
    むしろそれを建前にして本音は個人的利益の追求のために
    他の大部分の人間を含む自然界のすべてを犠牲にしてまでも
    問題を際限なく広げてしまう方向に走っていく社会的問題を
    取り上げている

    そこには人間が生半可な知識を得たが故の
    過渡的な視野の狭さによって起こる依存心が巻き起こしてしまった
    競争社会の権利と不安恐怖による搾取のための支配欲がうごめく
    パニック状態がある

    いずれ知識が飽和状態に近づくときに
    暗闇に覆われていた視野が開けて以前にも増した自発的な自律心を
    取り戻すだろう
    その一端がこの本で示されている人為的な環境破壊で
    自分の首を締めているという事実に気付くことなのだろう

    キチガイが刃物を持っている時代に
    正面切って警告を発したのだから
    その先駆者である彼女は社会的に認められながらも
    目の前の利益を損なうと感じた支配者たちと
    それに先導された臆病な人々によってイジメを被り苦労したらしい
    残念がらいまだに賛否両論である

  • 教科書的な1冊のようなので読んでみたけど、
    重たかったなぁ…。
    これは、闘いだよなぁ。
    でも、この戦い方では、相手は「そうか。」と同調はしてこないよなぁ。

    違う考えの人を、こっち側にしようとする時、
    真っ向対立!批判!非難!では、説得出来ないんじゃないの?

    内容よりも、そんな事を考えさせられた1冊でした。

  • 何回も読むことを挫折しそうになりました。

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著者プロフィール

レイチェル・カーソン:1907-64。アメリカの生物学者。研究の傍ら、大ベストセラー作家に。1962年公害問題を『沈黙の春』で厳しく告発、環境問題の嚆矢となる。『センス・オブ・ワンダー』は1956年に雑誌発表、未完のままに死後単行本化された。ほか著書に『潮風の下で』『われらをめぐる海』『海辺』などがある。

「2024年 『センス・オブ・ワンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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