センス・オブ・ワンダー

  • 新潮社
4.02
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本棚登録 : 2759
レビュー : 349
  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105197025

作品紹介・あらすじ

子どもたちへの一番大切な贈りもの。美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性「センス・オブ・ワンダー」を育むために、子どもと一緒に自然を探検し、発見の喜びに胸をときめかせる。

感想・レビュー・書評

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  • 静かな世界でした。子供は大人と違ってスイッチを切り替えなくっても、すぐに自然やミクロの世界に入って行ける好奇心と感性の塊だ。うらやましいな~。…とはいえ、幼い頃は誰でも感じることが出来た感覚。「センス・オブ・ワンダー」

    私は苔のふかふか感が好きで、梅雨時期の苔の緑色が大好き。で、苔を見ていると時間が止まる…ような、でも時間がすごく経っている時がある。世界が変わる時がある。きっとそういう時間や目線が大事なんだと思う。

  • ★きっかけ
    Twitterの保育士兼ママアカウントの方が勧めていたので。

    ★感想
    綺麗で雄大な情景が広がる詩のような一冊。
    例えば、今窓の外で鳴いている虫はオーケストラの一員のような、風の音の中になにが聞こえる?というような、自然の中で自分が小さな小人になったような感覚になった。

    でもそれは小人になる必要なんかなくて、ただ見方を変えること、子どもが感じる「感覚」に心を寄せることが大事なのかなと感じた。
    自然って不思議だし、美しいし面白いよな…うーん、深い。。

    最近子どもと外遊びをしていて、服が汚れるから、靴が濡れるからやだーって思ってたことがあるけど、別に洗えばよくない?って思えた(笑)
    し、よく立ち止まって色んなところを見ていることがあるから、今度同じ目線で私も物を見てみようかな。この時間って、とても素敵な子どもからの贈り物よねー。

    大きな感動や発見はなかったけど、それって今でも私が自然が好きだからなのかなと気づきの一冊にもなった。

  • 自然にふれる・感じることで心が豊かになり、内面的な満足感や生きるよろこびが得られるという筆者の主張にはすごく共感できた。
    子供の遊べる公園や森などが減ってきている現代、我々世代は意識的に自然を感じられる機会を子供たちに与えて、次世代に"The Sense of Wonder"を受け継いでいかなければならない。

  • レイチェルさんの言葉に共感。皆に手にとってもらいたい、そして子供たちを自然に触れさせて欲しい。
    『もしも私がすべての子供の成長を見守る善良な妖精に話かける力をもっているとしたら世界中の子供に生涯消えることのない「センスオブワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう』
    『妖精の力にたよらないで生まれつきそなわっている子供のセンスオブワンダーをいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子供たちと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくともひとり、そばにいる必要があります』
    この本を翻訳された上遠恵子さんに幸運にもJOLAでお逢いした際にもこの一文の話をお聞かせ下さいましたが、私もその大人の一人であり続けたいと思います。

  • 周りの空気が澄み渡っていくような読後感を与えてくれる本。
    いろんなことが取るに足らないことのように思えてきて、目の前の景色が匂いや色彩を帯び、なんだか素敵に見えてくる。

    知らないことを恥じたりなにかを教えなければ、と堅くなるのではなく
    一緒に感じることを大切にして、楽しみながら時間を過ごしていこうと思った。


    ・センスオブワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性
    ・「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない

  • 自然との触れ合いが丁寧に、描写がとても美しく描かれていて、読んでいてまるでおとぎ話の世界のように感じてしまった。
    それほど私は田舎に住んでいても自然を見ようとしていなかったんだなと知ってしまった。
    まずは子どもたちに長靴とカッパを買ってあげよう。
    虫めがねを持って探検に行ってみよう。
    虫はすごく苦手だけど頑張ってみる。

    私はレイチェル・カーソンを初めてこの著書で知った。
    あとがきを読んで、この短い本にどれだけたくさんの彼女の気持ちが込められているかを知って涙が出た。

  • 神秘さや不思議さに目を見はる感性。

    短いので一瞬で読めてしまいましたが、子どもにとってのみならず大人にとっても大切な感性についてたくさん学ぶことがありました。
    かたいことは抜きにしても、単純にこんな子育て最高やん!てところがたくさんで素敵なお話でした。

  • センスオブワンダー、神秘さや不思議さに目を見はる感性。

    仕事柄、いろんな場所で紹介され引用されるこの本を、いつかは読みたいと思っていたのだけど、やっと読んだ。
    やはり、読み継がれ大切にされてきただけのことはあるなと思った。
    読了の余韻で心がほかほかしている。

    大事な子ども時代、感性を一緒に磨いていきたい。

  • 人間の知覚のなかでは、記憶・認識のなかでは、すべてのものは止まっている。情報は、この性質をよく反映している。しかし、この世の何一つとして動きの途中でないものはなく、あらゆるものの影響を受け、影響を与えている途上にないものはない。

    小さな子供が何かを初めて目にしたときのように、口を開け目を見開いて、そこで起こる一部始終を見届けることをやめた日から、私たちは現実から離れはじめる。蓄えた情報に寄りかからないこと。絶えず刮目させてくれる「自然」や「不思議」に心を開き、共に歩むこと。
    これを失えば、加齢は魂の老化、認識は都合の良い思い込み、人生は孤独への一本道となる。

    「センスオブワンダー」は絶えずそんな危機を生きる人間に、みずみずしい命を吹き込んでくれる大切な回路なのではないだろうか。

  • まだこれから子どもを産み育てようと思っている年齢で読めて幸運だった。もっと早くに読みたかったけど…。

    「もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」

    ここに出てくる大人はまさに自分だ、と思った。だけどセンスオブワンダーが失われていない子どもの感性に憧れているのも事実。
    人生のバイブルにしたい!

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