センス・オブ・ワンダー

制作 : Rachel L. Carson  上遠 恵子 
  • 新潮社
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本棚登録 : 2177
レビュー : 303
  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105197025

感想・レビュー・書評

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  • 沈黙の春読みます。

  • 人間の知覚のなかでは、記憶・認識のなかでは、すべてのものは止まっている。情報は、この性質をよく反映している。しかし、この世の何一つとして動きの途中でないものはなく、あらゆるものの影響を受け、影響を与えている途上にないものはない。

    小さな子供が何かを初めて目にしたときのように、口を開け目を見開いて、そこで起こる一部始終を見届けることをやめた日から、私たちは現実から離れはじめる。蓄えた情報に寄りかからないこと。絶えず刮目させてくれる「自然」や「不思議」に心を開き、共に歩むこと。
    これを失えば、加齢は魂の老化、認識は都合の良い思い込み、人生は孤独への一本道となる。

    「センスオブワンダー」は絶えずそんな危機を生きる人間に、みずみずしい命を吹き込んでくれる大切な回路なのではないだろうか。

  • 環境問題を社会問題として世界の人々に認識させるきっかけとなった名著「沈黙の春」の著者レイチェルカーソンの遺著となった作品です。

    「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない

    という言葉から、私たちが失ったもの、取り戻すべきものに想いを巡らすことになります。自己啓発書に分類される本ではありませんが、この本から「生き方」「育て方」「接し方」を見つめ直すことができます。

  • センスオブワンダー。

    あたしには子どもの頃からなかった気がする。

    自然の美しさってのを身をもって感じたことがなかった。
    そういうものだってはわかってたけど。

    新緑の美しさに気付いたとき、ようやくわかった。センスオブワンダー。

    知りすぎるとわからなくなるのかな。

    すごく素敵な本。

  • 自分の子どもには自然の音を沢山聞かせてあげよう。高価なものはあげられなくても、遠く綺麗な儚い所へ連れて行って美しいひと時を感じさせてあげよう。
    そんな地球が脈を打っているような美しいものを美しいと感じる感性をもっと大切にしなきゃ。

  • とても薄い。詩の本みたいな感じ。
    自然界が驚きに満ちあふれていることを、美しい言葉で語っている。ぜひ子供に読み聞かせたいし、この本に書かれているような感じで子供に接したい。
    なぜか、いつも泣ける。この本を読みたくなるときが、そういう美しさに飢えているときだからか。

  • まるで波のように心地良い文章です。

    私はまだ息子に夜空をゆっくりと魅せたことがないかもしれないな。
    なんたることだろうか。
    毎晩見放題なのに…

    もうすぐ梅雨もあけるだろうか、夏に向けて虫眼鏡を買おう!たのしみ!

  • とても短い作品で
    20分もあれば読めてしまいます
    著者の遺稿となった本作は
    未完であるかもしれませんが
    充分すぎるほどのメッセージを
    読者に伝えてくれます
    それは子供たちにではなく
    僕たち大人へ向けた
    メッセージでもあります

  • センス・オブ・ワンダー。
    大人になった今でも、自然はそれを呼び戻してくれるかもしれない。
    けれど、それは子どもの頃の体験があってこそ。
    人も自然の一部で、その自然を幼いうちに感じることは大切だ。

    彼女の養子に対する愛情をとても感じた。
    そして彼女は、養子だけでなく、世界中の子供に愛情を持っていたんだなと思う。

  • 子どもが花を見つけたなら、その花の名前を教えてあげるよりも、匂いを嗅いだり、全感覚を使って一緒に楽しむこと。感性豊かに書かれた子どもとの小さな冒険譚が、その大切さを理論よりも確かに伝えてくれる。

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