処刑室

  • 新潮社 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (606ページ) / ISBN・EAN: 9784105250041

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは死刑制度や人種政策を巡る深い考察であり、物語は緊迫感に満ちています。重厚な内容ながらも、読み進めるうちに引き込まれる魅力があります。主人公は、クー・クラックス・クランの一員として犯罪を犯した祖...

感想・レビュー・書評

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  • あぁ、面白かった。最後までハラハラしました。とても分厚い本で、最初はなかなか読み進めなかったけれど。グリシャムさん、さすがです。サムの死刑は執行されるのか?

  • あーーー。やっと読み終わった~~!
    面白かったけど、ながーーーい話だったわ。
    1ページが上下段になってて、600ページの超長編。
    でも、それなりの価値がある話でした。

    私は、死刑賛成派だった。これを読むまでは。。。。

    アダムは死刑囚の祖父を助けるために弁護に引き受けるけど、はじめ、それがどうしても解せなかった。
    サムは最後まで共犯者のことは公にしなかったけど、仮に共犯者のことを告白して死刑を免れたとしても、サムは罪のない黒人を何人も殺してる。
    そんな極悪非道な人は死刑になるべきじゃないか。死刑が一番妥当な処罰じゃないか。と思った。
    私がアダムだったら、サムの過去の過ちを知っていくにつれ、弁護を引き受けることをやめてしまったと思う。
    それでも、アダムは祖父のために、結果はどうであれ最後まで戦った。すごい奴だな。と思った。

    処刑の日がだんだん近づくにつれ、サムは自分の今までした過ちを悔い、自分の今までの人生を見つめなおす姿がとっても印象的。
    最後は神に必死に赦してもらおうとするまでになってる。
    罪のない人を殺して懺悔したことで神に赦してもらえるのか。サムは、そんなことまで考えてた。
    私もそう疑問に思ったけど、サムがそこまで考えてることが出来たことに意義があったような気がする。

    死刑賛成派だったけど、もし自分が処刑の補助をする係員にはなれないと思う。たかがストラップを手や足に締め付けるのにも、自分のしてることが嫌になって逃げだしてしまうんじゃないか。
    特にサムのような人を処刑台におくることは出来ないと思う。
    今まで自分の目の前で生きてる人を、罰とは言え、殺すことは出来ない。
    そう思うと、「自分は処刑賛成派」と言い切ることは出来ないな~。
    それでも「反対派」と言い切ることもできないんだけど。。。。

    罪を犯したことによって、被害者家族はもちろん加害者家族もずーっと苦しめられ平穏な毎日が送れない辛さや悲しさがすごく伝わってきた。

    そして、やっぱり人種差別はいけない。
    みんな人間は平等に生まれてきたんだから。

    あああー、とっても考えさせられる話だったので後に引きずりそうだな~。

  • クー・クラックス・クラン団の一員で犯罪を犯して死刑を待つ祖父。祖父を助けるために弁護士になった孫。死刑制度、人種政策、犯罪などを考えさせる一冊。

    グリシャムにしては珍しくハッピーエンドじゃない話だった。結局終身刑への減刑にはならずに死刑になってしまったけど、それに相当することをした訳だから仕方がないじゃないのと思ってしまった。まあ、日本では終身刑といっても途中で出所してしまったりするから、アメリカとは違うけどね。

  • 人種差別や死刑制度。
    乗り越えられないものなのかな?

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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