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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105264017
感想・レビュー・書評
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満足というキーワードで進める優れた考察。人間社会の一つの原理。だから予測も当たる
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あらゆる意思決定は満足という心理によって歪められてしまう。その結果、社会にとって最適ではない政策決定や事業開発がなされてしまい、歪んだ社会が形成される。
「満足」の心理という切り口から、現代社会をの成り立ち、そして行く末を分析している。
これを読むと世界が変わる?個人的にジョン・ケネス ガルブレイスは天才だと思った。 -
内容(「MARC」データベースより)
金融スキャンダル、都市スラム、環境破壊など、アメリカの危機、そして日本の近未来は全て、「満足の文化」の下で進行する。大国を蝕む、豊かな時代の〈危機〉を現代を代表する経済学者が徹底分析する。*
目次
満足の文化
満足の社会的性格―その概観
下層階級なしには社会は機能しない
課税と公共サービス―ねじれ効果
金融荒廃の放任
官僚症候群
経済学の適応
満足の外交政策―遊戯と現実
軍部の拡張
満足の政治
将来の予測
レクイエム
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