- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105276010
作品紹介・あらすじ
ディープ・アメリカのせつない路上世界。カルト作家の最高傑作短編集。
感想・レビュー・書評
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表紙が素晴らしい。
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どうしようもない。
酒と女の事しか追わないおっさんのしょうもない日々。
でもなぜか、表題作は切ない。いい。 -
読んでいる時は早く読み終えたいと思うのに、読み終わるともう一度読み返したくなる本。ジャマイカに旅行したときが同じように早く帰りたいと思っていたが、帰ってくるともう一度、行きたくなったように。それをブコウスキー中毒と呼ぼう。
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肥溜めで生まれ多少綺麗になったのち肥溜めで死ぬ。様式美のようで、とてつもない嵐の中にいるよう。ファックシットビッチくそったれ。
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そうだった、ブコウスキーってとにかく下品で卑猥なんだったっけ、と、読み始めて思い出した。すっかりうっかり忘れていた。
近所の古本屋で見かけて思わず買ってしまったのだけど、これを読んでいると言うのは憚られるくらい、まぁ、下品で卑猥なわけで。読み始めは買ったことをちょっと後悔したりもした。
それでも、最初の「町でいちばんの美女」はかなりいい。好き。
ところが2つ目からは、、、。
でも、読み進めているうちに下品で卑猥なだけじゃなくなってくる(もしかしたらそれに慣れてくるだけかもしれないけど)。
後半は哀愁というか切なさのような感情だったり生きることそのものについてだったりが強く出て来て、もう残り少ないなという頃にはちょっと名残惜しくなってもくる。
で、結局、悪くない、という心持ちで終わるから不思議。 -
文庫本は、すでに持ってるけど何度も読み直したせいで、カバーがボロボロ(酔って読むせいかな)
そんで、100円だったので購入・・・たぶん読むのは文庫版w
この本を読むと、ビールが飲みたくなる。また いくらでも飲める気がする。
でも、なんだか物悲しい気持ちがしてくる。