革命いまだ成らず〈下〉―日中百年の群像

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  • 新潮社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105297077

作品紹介・あらすじ

孫文を救え。列強に蹂躙される隣国の革命家を、日本の壮士たちは命懸けて助けた。感動の人物エピソードが明かす20世紀の意外な真実。

感想・レビュー・書評

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  • 辛亥革命以降も孫文は袁世凱との対決で日本、米国と亡命を重ね、アジアの華僑、そして米国の貧しい中国系移民たちから軍資金を獲得していたという。その人間的魅力はかなりのものだったと思う。議会制民主主義を唱え、孫文と路線の違いがあった宋教仁もその点は一目を置かざるを得なかった。共産中国・台湾双方が孫文を国父としている理由が良く分かります。犬養毅の質問に対して、趣味は革命、そしてWomenと読書と衒いなく答えたところにそれを感じます。中国革命の拠点が日本からハノイに移りつつあったことは、あれだけ日中間の信頼が篤かっただけに、将来を予感させるように思います。

  • 清朝政府を倒すという己の堅固な意志と優秀な同士の存在だけでは革命は成し遂げられなかった。それには、莫大な資金が必要であったのである。孫文は世界にネットワークをもつ華僑や他国の人々からの資金援助によって、ようやく革命を実現したのである。

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