- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105334055
作品紹介・あらすじ
ファニーな幽霊たちが東京でとことん迷わせる。日本オリジナル小説、世界に先駆け刊行。コロナ禍とオリンピックで大揺れに揺れる東京を訪れた米国人作家夫婦が出会ったのは、ニッポンが誇る文化的英雄の幽霊たち(太宰、荷風、三島夫妻、黒澤明、宍戸錠、植木等、安藤百福、大松監督、ダダカンetc)。彼らはこの賑やかで寂しい都の何を見せようとしているのか? 狂騒的で、詩的で、懐かしい、〈もののあはれ〉な傑作長篇。
感想・レビュー・書評
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「日本発ゴースト小説、世界に先駆け刊行! コロナと五輪で揺れる東京でアメリカ人作家が出会ったのは、荷風、太宰、三島、黒澤、宍戸錠から(生きているのに)大谷翔平までの幽霊たち。彼らは作家をどこへ導くのか?」ニヤリ!
バリー・ユアグロー、柴田元幸/訳 『東京ゴースト・シティ』 | 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/533405/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとも不思議な東京の風景。
今は亡き文豪や有名人と一緒に
しばし、私も幽霊になって東京に降り立つ(笑)
三島の奥さんってはじめて知ったし、なかなか新しい発見が随所に散りばめられている。
挿絵がコロナ禍の東京をなんとも和ませてくれる。
クックッと笑う作家のお顔を拝見してみたい。 -
なかなか酷かった。コロナで日本から脱出できなくて、その時の滞在記らしいが「著者が大好きな昔の白黒映画のスターがあちこちに出現して本人と絡む」という妄想劇で、おもんない疲れる。はげしくイタイ。こんなんブログにしたって誰も読まんだろ、ずれまくってる。この人一体何歳なんだろ?73歳。。。「日本への愛が溢れてる」違うと思うぜ。愛って悪いところも含めて他人から理解できないラインまで執着することかと思うが、ただの時代遅れのマスかきで、日本へのリスペクトには程遠い。すまん、しかし読むに耐えない。
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著者と翻訳者の素晴らしいコンビネーション。
著者のどことなくつかみどころがなく、それでいて思わぬ角度から鋭く斬り込んでくるシニカルさ、この世界観を楽しめたら堪らなく面白い。そしてその雰囲気も含めて余すことなく伝えてくれる翻訳の妙。思わずボッティチェリ疫病の時代の寓話も買ってしまった。 -
うーん合わなかった。面白くない…会話のやり取りとか展開も入っていかなくて途中でやめてしまった。
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コロナの真っ最中だが、旅の醍醐味を味わせてくれる。
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おもしろかったー!
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2021.12 図書館借入
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全然おもしろくなかった。適当に知ってる日本の情報を継ぎ合わせただけみたい。訳者のネームバリューでだまされた感じ。内輪ウケ?
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東京スラップスティック。東京十分楽しんだみたいだね。