クリスマスの木

  • 新潮社 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (141ページ) / ISBN・EAN: 9784105340018

みんなの感想まとめ

クリスマスツリーの制作過程を通じて、人々の心の交流と変化を描いた物語は、温かさと寂しさが共存する感動的な体験を提供します。ロックフェラーセンターの象徴的なツリーを作るために奮闘する造園師と、特別な木を...

感想・レビュー・書評

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  • ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの物語。
    ツリー用の木を探す造園の責任者とツリーにぴったりの木を大切にしている修道女の交流と心の変化が穏やかに書かれていました。
    どうやって木を選び、切断し、運搬するのかと言ったツリーになるまでの過程も話の中に登場して美しいツリーの出来上がるまでの苦労も知ることができました。

  • あの星が見えるだろ、アンナ、いちばんてっぺんに?あれはね、みんながこの街の冷たさしか感じられなくて、つらくなったときでも、美しいものがあることを思い出させてくれるために、ああしてあそこにいるんだよ

  • <THE CHRISTMAS TREE>
      
    装幀/新潮社装幀室

  • 後悔した。ワシがニューヨーク・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見たのはつい二週間前のクリスマスイブ。なぜその前にこの本に出会ってなかったのだろう!……って、行ったポストをキッカケに教えて頂いたので当然なんだけど、ついほぞを噛んだ。

    世界で最も有名なクリスマスツリーを作る造園師と木を提供したシスターの物語。掛け替えのない「トゥリー」に込められた思いに、寂しくも暖かい気持ちに。ニューヨークと対比するようなブラッシュ・クリークの美しい描写や、それを補完する挿絵、そして装丁も素晴らしく、伏線の回収も見事。

  • 大事な木をクリスマスツリーにする話。
    10年以上前に一度読んだ。
    好きとか感動したとかいうんじゃなくて、ただ印象に残った。
    表紙も覚えてる。

    これは「献身」なのかな。
    読んだ頃納得が行かなかったのは、木を擬人化して考えていたからだと思う。(だいたいアンデルセンのせい)
    生殺与奪をおともだちが握っているってのが、どうにも身勝手に思えた。
    その辺がひっかかったから覚えていたのかもしれない。



    2011/11/26 再読
    記憶にある通りの絵とストーリーだけど、私の見方が少し変わってる。
    献身は関係なかった。

    最初は単純に、「無残に老いさらばえる様を見るくらいならいっそこの手で・・・!」みたいなことかと思った。
    だから、嵐で倒れるような死に方を認められないのはアメリカ的だなと思った。
    今もそれはいかがなものかと思う。

    だけどどうもそれだけでもない。
    シスターがもみの木をさしだすのは、華々しく散らせてやりたいばかりでもなく、子供たちの笑顔のために差し出しましょうってわけでもない。
    じゃあなんで?っていうのが中々よくわからなくてもやもやしていた。

    多分、シスターがわかってないから読んでる私もわからなかったんだろう。
    主人公と長年つきあって、主人公の仕事への愛が(主人公よりも)わかって、クリスマスツリーに対する考え方が変化してきたから、クリスマスツリーが選択肢に入ったということなのかな。

    薄い本なんだけど時間の長さが丁寧に穏やかに描かれていて、話全体が優しい。

  • 中学生の時に図書室で借りてすごく気に入った本。
    ストーリーはうろ覚えだけど、心温まる物語だった。
    是非また読み返したい一冊。

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