- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105389093
作品紹介・あらすじ
再会したライラとウィル。二人は友達を助けるため「死者の国」へ向かうことを決意する。だが、その旅にダイモンを連れてはいけない。ライラの下した決断は…。一方、アスリエル卿は共和国建設の準備をすすめていた。"天上の王国"との世界を二分する闘いが始まる!「カーネギー賞」で創設以来七十年間のベストワン作品に選ばれた冒険ファンタジーの最高峰、いよいよ完結。
感想・レビュー・書評
-
蛇という隠語で、でてくる博士。アダムとイブを楽園へ導くのか、人間社会に貶めたのか、よくわからないが。。
最終的に、人間は宗教に頼らず、現世でできる限りのことをして、人生を全うすること。喜び、楽しみ、努力をすること、それが大切なことだと。自分の生きている世界で、人生の楽園を作ることが大切だということを説いて終わる。
宗教学会から、キリスト教の否定につながるということで、映画化の続きがなくなってしまったのであるが、彼女たちの試練を思うと、そうだなあと思うことも多々ある。
とても良いファンタジーだった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんなが絶賛する壮大な世界観。特にダイモンの存在が好き。
冒険が完結したのは、ライラとウィルを守って助けてくれた大勢がいたからだな。ライラのイブとしての選択がなんだったのか分からずじまいだが、読み返す気になれない。
p.340 ダイモンは人間を助けて、導き、はげまし、知恵をつけさせなくてはならないの。
p.399 もし私たちがそれぞれ好きな人に出会って、結婚したら、その人に優しくしなきゃだめよ。しょっちゅう比べたりしてはダメ。代わりに結婚したんだなんて思っちゃいけない…それでも1年に1度、1時間、必ずここにきて、一緒に過ごすのよ
p.416 あたしたちは、この世の人生より天国が重要だなんて思って生きちゃいけないの。あたしたちが今いるところが1番重要な場所だから。 -
映画で観た「ライラの冒険 黄金の羅針盤」の続編を読み終わったよ〜。
配給会社がどーので続編の映画化がなくなっちゃったのよね、残念。
大人も読めるのファンタジーで面白かった! -
10.25 読了
長い冒険でした。意味のないことなんて起こらない、たとえ当人にわからなくても。きっと、存在していることに意義があると希望を持たせてくれる。 -
2009購入。文教堂@遊園。
普通。世界観とキャラは好き。物語の方向性で冷めてしまった。