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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784105405014
感想・レビュー・書評
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なんていうか、赤裸々だな…
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メイプルソープ
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318夜
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パンクロックのパティースミスのパートナーであり、ゲイであり、露悪的なスキャンダラスな写真でも有名なロバート・メイプルソープの伝記。
著者はメイプルソープがエイズでなくなる前に、本著を書くために、本人含めて膨大な量のインタビューを行い、本著にまとめているだけあり、詳細で濃密。 -
黒人肉体讃美と人種差別とか「独特の対立概念」と語られる彼の作品だけど伝記を読んだ感じ、対立というよりむしろ表裏一体であって光を強くすればそれだけ影が強調される。そしてメイプルソープは結果としてそのどちらをも同じだけ強く撮った
ような気がするけど
よく知りませんけど
人格を無視して物として撮る(扱う)ほどに被写体の存在は高みへとのぼる(美しく神聖なるもの:人ならざるもの)
SMもメイプルソープにとって思想ではなく、むしろそういう装置として大きかったのかも。ボンデージによってオブジェと化す肉体の、手の届かない崇高な美しさ。
それが神的な存在にまで高まったところをパチリ☆と写真に。
黒人の肉体にオブジェとしての美しさを認め(つまり人格を無視して)神と崇拝し、一方で相手が発狂してしまうまで差別語を浴びせて罵倒するというのは
やっぱりメイプルソープの神とは「差別されるもの」でなければならなかったわけで
なぜなら「わたしはあなたの犬になり、わたしはあなたの神となる」からで
黒人を崇拝すればするほど「おまえは犬だ」と言い続ける必要があったわけで。スカトロジーも然り
きたないはきれい、
が彼のエロティシズムであったのは、やっぱカトリックに育ったからだよね〜日本人がSMとかサマにならないというか間抜けというか、キリスト教圏じゃないといまいち迫力に欠けるのは仕方ない。破るべき禁忌が無いから罪の犯しようもないし貪る快楽も無いし許されることもないわけで、
カトリックのエロティシズム発生装置としての大きさ、というか土壌を、一回でもこの身に感じるには、、入信するしかないけど、そんな不純な入信じゃダメだろうし(´∀`)…… -
かなり客観的なんです <br>
すごく、よかったです<br>
10代後半の、パワーのすごい頃がたまらなくて、<br>
なぜか優しい気持ちになるんです<br>
彼が好きかとか嫌いとかも特に感じず、彼の作品が好きだとかでもなくて、ただ一人のアーティストの生き方を、知れた<br>
そのスタンスもよかったです
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