ロゼッタストーン解読

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105416010

作品紹介・あらすじ

ナポレオンのエジプト遠征以後、ヨーロッパの学者たちは神聖文字ヒエログリフの謎を解明しようと熾烈な競争を開始。20年の歳月をかけて解読一番乗りをしたのは若き言語学者シャンポリオンだった。ヒエログリフを解読した天才的言語学者の怒涛の生涯。

感想・レビュー・書評

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  • 個人的にはロゼッタストーン解読からその結果までを知りたくて入手したのだが、時のフランス政治のドサクサ記事が多すぎてなかなか集中できずに1年以上経った今でも読み終わることが出来ない。こんな難解な本は初めて。政治的背景・どさくさは一切省いて純粋に学問的な記述のみであったらどれ程心地よく読めたであろう!

  • 政治的、学術派閥的などの争いの面が強く、個人的に読みたかった解読のテクニカルな記載が少なくて残念。フランスはナポレオンの時代、初めて欧州の国々がエジプトに乗り込み、歴史的遺物を調査したり、奪い合ったり。自国のフランス内でも政治は安定せず、国に認められるかどうか、暮らしていくための職に就けるか、研究材料を手に入れるための後ろ盾を得られるか、などの苦労が描かれる。

    ヒエログリフ(英: Hieroglyph、聖刻文字、神聖文字とも)は、ヒエラティック、デモティックと並んで古代エジプトで使われた3種のエジプト文字のうちの1つ。(Wikipedia)

    このヒエログリフを19世紀初めに解読した、フランス・シャンポリオンのストーリー。いつになったらロゼッタストーンの話になるのかと思っていたら、出ないままに終わってしまう。原題はヒエログリフだが、より日本で知名度の高い「ロゼッタストーン」をタイトルに選んだらしい。

    残念ながら最後は流し読み。

  • 2002年刊行。古代エジプト文字ヒエログリフを解読したシャンポリオン。彼とその兄の解読にかける道程を、当時の時代背景(フランス革命後の動乱、ナポレオンの出現と失脚)を交えつつ解説していく。良くも悪くも、シャンポリオンの天才ぶりには吃驚するやら、呆れるやら…。

  • ノリとしてはサイモン・シンとかの自然科学ドキュメンタリーに近い感じ。ロゼッタストーンはナポレオンのエジプト遠征の時に見つかったってのは知ってたけど、研究だけしたいと思っても人生って政治に左右されるんだなぁ、大変な時代やなぁ、という。
    邦題なぁ、本文中に「ロゼッタストーンは破損してたためヒエログリフ解読にはあまり訳に立たなかった」って書いてるのにこのタイトルはどうなんやろ。訳者あとがきに説明はあるけど、何か釈然としない。

  • ヒエログリフの解読に挑んだひとたち。のちに参戦するシャンポリオンの活躍。

    おすすめ本として紹介されていた。

    序盤いったいなんのはなしなのかわからなかった。読むのは2回目だけれどたぶんもうよまない。

    C0020

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