- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105427016
作品紹介・あらすじ
奔放な愛の世界に生きた美貌の女性作家アナイス・ニンが、野人ミラーのすすめで、ある老人のコレクターのために匿名で書いた、13のエロティックな短篇。体験からの深い洞察力と独自の感性をもって美しく開花した、妖しくも純粋なエロス。アナイス究極の情事。
感想・レビュー・書評
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美しいエロティカ
『ヒルダとランゴ』が好き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三浦しをんさんのエッセーの紹介から
読みました。
大人向けー。
共感とかはあんまりしないかなぁ。 -
初の官能小説だけど、読むの「リナ」途中で挫折。
心理描写ないが故の淡白さに、色気が感じられなかった。極めて動物的な行為のみの焦点で、雰囲気や愛、恋心が感じられないのが私には合わない。 -
1940年から翌年にかけて、ヘンリー・ミラーの勧めで、ある老人コレクターのために書いた『小鳥たち』、『砂丘の女』、『リナ』、『二人姉妹』、『シロッコ』、『マハ』、『モデル』、『女王』、『ヒルダとランゴ』、『チャンチキート』、『サフラン』、『マンドラ』、『家出娘』の計13編の女性の手になる典雅なエロティカ短編集。訳は矢川澄子。『モデル』は確か無削除版のアナイス・ニンの日記にそのまま記述があり読んだような気がする。装丁は中央に孔雀の羽1つだが、これは「デルタ・オブ・ヴィーナス」、恥毛に見える。
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三浦しをんさんの書評にて知った作品。上品で淡々としているがゆえのエロスは生半可じゃない。
作品のどれより、本作が作られた経緯が色っぽいと思う。 -
えろす!
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途中で挫折。淡々とした官能小説?どう読めばいいのかわからなかった。
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2007.06. やや、読んでしまったよ。しをんちゃんの書評で気になって、ついに借りてしまって。装丁はとても美しくて、内容のエロティックさが反映されます。うすい羽根がひらひら舞い落ちる、短いエロティカの群舞という感じ。表題「小鳥たち」が1番変態チックだったなぁ。でも、嫌いな感じじゃない。
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20世紀を代表する女流官能文学を生んだ作家が、匿名でただお金のために書いた短編集。純粋に快楽を与えるためのポルノグラフィーとして書かれたために、良くも悪くもアナイス的な哲学(=理屈)がなく、そこが却って好きなのです