- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105434014
作品紹介・あらすじ
母は不治の遺伝性疾患、ハンチントン病と診断された。私たち家族は母の余命が残り少なくなるなか、ハンチントン病の解明をめざして研究プロジェクトを立ち上げ、ついに原因遺伝子を突き止める。しかし、発病の可能性がわかる「遺伝子診断」という苛酷な現実が新たに待ち受けていた。ゲノムの世紀、家族の行動と葛藤を描くノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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ふむ
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母がハンチントン病と診断された。自分もその遺伝子を持ち、いつかは発症するかもしれない。
ハンチントン病とは?
遺伝子はどこに?
治療法は?
遺伝子が解明されて発症前診断ができるようになった。けれども治療法がない。
もし、あなたに遺伝子疾患を持つ家族がいて、あなたもその遺伝子を受け継いでいるかもしれないというとき、あなたは遺伝子検査を受けますか?
重いなぁ。 -
2015年6月新着
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Mapping Fate by Alice Wexler:
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・遺伝病を抱えて生きる人の恐怖が伝わってくる
・新たな道を切り開こうとするときの、
コミュニティの作り方、異分野の橋渡しによる知の創出など、
方法論としての知見も得られる
・タイトルにある「選択」
当事者になってみなければ分からない、と言いたくなるが、
この1つの選択のケースを通して、
出生前診断などの問題について考える手がかりが得られる