- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105900410
感想・レビュー・書評
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秋の夜長に読むにはうってつけな本
「停電の夜に」を読んだあと、ロシア文学(正確にはウクライナ)に触れたくなりペンギン好きなのもあってAmazonにおススメされるがままに読んだけど、思いの外楽しめた。 -
最初は淡々と物語が進んでいくが、中盤以降主人公が大きな渦に巻き込まれていき、スリルが増していく。ラストはストンと、でも納得いく幕引き。
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訳者の後書きに書いてたように、村上春樹ぽい雰囲気を感じる。
主人公を中心に外側は動いてるけど主人公は何もできない感じ。 -
不穏な空気が漂いながらも、ペンギンのミーシャに癒される。終わり方も秀逸、そうくるか…!ってなる面白さ!
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作者はウクライナの作家、アンドレイ・クルコフ。
憂鬱症のペンギンと暮らす、売れない短編小説家が色々な事に巻き込まれるお話。
村上春樹の作品に登場人物や設定がすごく似ていて、10倍ぐらい水で薄めたような作品。 翻訳が悪いのか・・・。
これがフランスやドイツで10万部売れて、日本でも評価が高いのに驚いた。
それなりに長い小説なので、読了後の喪失感がすごかった。