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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784105900663
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みんなの感想まとめ
ドストエフスキーの複雑な人間性とその周囲の人々の影響を描いた物語が展開されます。1867年のバーデンバーデンでの彼のギャンブル依存や精神的な苦悩、妻アンナの献身的な支えが織り交ぜられ、彼の内面に迫る深...
感想・レビュー・書評
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1867年夏、南独のバーデンバーデンで過ごすドストエフスキーの破滅型のギャンブル依存症、シベリアの投獄の精神的後遺症、癲癇、ツルゲーネフとの不仲、妻のアンナ・グリゴリエフナの寛容と献身などの逸話が綴られる。ドストエフスキーのユダヤ人に対する憎悪について、もう一人の語り手は「小説のなかではあれほど他人の苦しみに敏感で、辱められ傷つけられた人たちを熱心に擁護し、生きとし生けるものすべてが存在する権利を熱烈に、いや激烈ともいえるほどに説き、一本一本の草や一枚一枚の葉への賛辞を惜しまなかったドストエフスキーが、数千年にもわたって追い立てられてきた人々を擁護したり庇ったりする言葉をただの一言も思いつかなかったのはいったいどういうことなのかということである。」と疑問を呈する。偉大な作家ドストエフスキーの常軌を逸した日常を垣間見る物語。
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ドストエフスキーを仮想体験できる。本文は章立てはされておらず長い文で書かれていて、独特な読書体験ができた。プルーストに似た感じもする。ドストエフスキーの生涯がある程度把握できるとより楽しめる。
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途中放棄
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或る年の冬の始めモスクワからレニングラードへ列車の旅をする語り手。車内の様子や車窓から見える風景と同時に、もう一つ語られる物語。それはドストエフスキーの妻アンナが残した日記。語り手は旅にそれを携行していた。ドストエフスキーの偏屈ぶりとそれを嘆くアンナ。随所にはさまれるドストエフスキー作品からの挿話。二つの物語が自在に入れ替わる。作者ツィプキンはドストエフスキーが反ユダヤ主義に凝り固まっていることを嘆くが、この小説も旧ソ連では出版されずに埋もれていた。それを古本の山から見出だしたソンタグの文章もよい。
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ドストエフスキー夫妻の夏のドイツ旅行と、語り手のレニングラードへの冬の一人旅が、段落を変えることもほとんどなく進んでいき、読みながらいつの間にか夫妻の話から語り手の話に移行していき、また元に戻り、とついていくのがかなり大変でした。が、後半になってそれらが渦を巻くように混ざり合っていくのが圧巻でした。ドスト氏は学生時代に通り一遍に読んだだけの無知状態なのですがなんとか読めました。それにしても文豪の妻はどこも大変だなあと思いました。著者ツィプキンもまた時代に翻弄された人で、とても関心を持ちました。
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レオニードの呼吸をぜひ味わいましょう。細くながい、ゆるやかなリズムで物語はすすんでいきます。この作品で呼吸困難に陥らない人は、すこし古い書物ですが、『ドストエーフスキイ夫人 アンナの日記』(1979)をどうぞ。。
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
/?day=20090224
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ええっ?どこまで本気なの?冗談とか悪乗りとは違うの???
(200810) -
ドストエフスキー
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ドストエフスキーってどんな人だったんだろうなぁ と 思った なんか この本の中では とっても 駄目駄目な 困ったちゃん なんだけど。
著者プロフィール
沼野恭子の作品
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