- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105901080
感想・レビュー・書評
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この短編をおかしいと思う私はおかしいのか?
この短編をおかしいと思う私は私なのか?
私はこの短編をほんとうに読んだのか? -
不条理・ホラー寄りの短編集。理解の難しい作品も多いが、「年下」「父のいない暮らし」「助けになる」は記憶・認識の相違「マギー・タング」は病が原因で無関係の言葉が出るようになる(失語症に近い?)話だが、家族にも医者にも理解されないまま終わる恐ろしさが強烈。「九十と九十」は出版界への皮肉?
すぐ側にある日常が遠くなり認識が不安定になる感覚、もどかしさや不安や苦痛自体は分かる…のだが。作品の癖が強い
よく分からないまま終わる作品と、自分も同じような状態にあるのかもしれないと思ってしまうコミュニケーションの上手くいかないもどかしさとそれが故の転落が恐ろしい作品と、「世にも奇妙な物語」的な強烈な視覚イメージを呼び起こす作品と混交している。1冊の中で好みの幅というか落差が大きく、悩んだ末の星3評価 -
わりと評判がよくて気になっていたもの。不思議な本だった。私にはこの世界観を理解するだけの力が足りないようだ。
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テントの中の姉妹がよかった
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あえて分類すればホラーということになるだろうが、この本の裏表紙にあるようにホラーを超えたというのも、確かに言い過ぎではないかもしれない。正直にいえばどうもテイストが自分には合わないので途中でやめることにしたが、ホラー好きにはお勧めかも。
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読了
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In the greenhouse、 ninety over ninety など、19の短編。
世界が、自分が認識したものとはいつの間にか違っている恐怖。
ただし途中、ゾンビモチーフと思われるものもある。
ソンビや吸血鬼は使い尽くされて完全に陳腐になったモチーフだと感じる。どんな言葉で語ろうとも陳腐でなかったことはない。いっそ陳腐でくだらないモチーフとして使えばいいのに、真面目にやるから、本当にばかばかしい。
ホラー映画ノベライズも仕事としてやってるらしいが、その悪影響がこういう陳腐さにでるのかなー、と思う。 -
ちょっとゾゾッとする短編。ホラーとも違う。
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