甘美なる作戦 (新潮クレスト・ブックス)

制作 : Ian McEwan  村松 潔 
  • 新潮社
3.69
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本棚登録 : 251
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105901110

感想・レビュー・書評

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  • 第二次大戦後の東西対立の中で、正義の名の元にどれだけ非人間的な事が行われてたのか。主人公は聡明で知的だが、非常に若く何事にも慣れてなくて、つい権威に頼ってしまう女性だ。彼女はMI5で認められたくて懸命に働くが、騙す対象を愛してしまった時から破滅へと進んでいく。これがル・カレならこんな風な結末には絶対にならないだろうな。色んな欠点もありながらも、何とか自らの力で前に進もうと努力する主人公を応援せずにいられない。とにかくラストのめまいがするような鮮やかなどんでん返しはインパクト特大だった。

  • スウィート・トゥース(甘党)なスパイ小説。
    私のなかでマキューアン作品が甘くないから、余計にスウィート・トゥースな作品に思える。
    最後まで読んで、もう一度始めに戻って"校閲"したくなる。ほんとうにこの人の振り幅の大きさにはいつも驚かされる。
    それからこれは、セリーナ(主人公)のように「自分がすっぽり入りこめるヒロインを探して」小説を読む女性にぜひ読んでほしい作品だ。

  • 「自伝的で小説論的」捻った恋愛小説?

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