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Amazon.co.jp ・本 (303ページ) / ISBN・EAN: 9784106001062
感想・レビュー・書評
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国立民族学博物館 初代館長候補であられた泉靖一先生による「1964年の7月終わりから9月の終わりにかけてユーラシア大陸歩いてみた」日記風紀行文。
正確に言うと「フィールドノート(に、帰国後回想含めて少し書き加えました的な本)」。
内容的にはシベリア→ヨーロッパ圏→イスラム圏と、各地での仕事(学会参加・研究所訪問など)を絡めつつ、地理・歴史・文化・宗教・衣食住・・・・盛りだくさんで、先に民博を知った者としては全体として「文字で読む民博」であることが嬉しかった。
個別のエピソードとしては「よく走っていた」のが印象的。
飛行機乗り遅れそうになったり、列車乗り間違えて途中で引き返したりなどの「旅あるある」も、土地の人との会話交えてリアルに描かれており読んでいて楽しい。
こんな著者が民博の開館を待たずして急逝してしまったのは本当に残念だけれども、日本における民族学の魂は50年以上を経過した今も、千里の地に脈々と受け継がれていると信じたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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