エッダとサガ―北欧古典への案内 (新潮選書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106001826

感想・レビュー・書評

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  • 北欧の古典であるエッダとサガの代表的なものを紹介しています。物語の中身の紹介だけでなく、作られた時代やどのように再発見されてきたか、またキリスト教の影響といった背景も分かりやすく説明されてます。入門案内書として丁度良い一冊でした。
    エッダは北ゲルマン人の間に伝えられた韻文による神話・英雄伝説・箴言から成り、サガはが12,13世紀頃から独特の発達をみた散文物語で、、アイスランド人植民前後の事情や生活、ヴァイキング活動、首長らの争いなどを年代記風に散文で記したものや植民以前の伝説的英雄をあつかったものから成るそうです。
    神話は荒唐無稽で少し退屈でしたが、伝説は非常に面白かったです。生き生きとした登場人物が密度の濃いストーリーを展開していきます。ダラダラしたマンネリやどうでもいい心象風景の説明などが全くなく、凝縮された面白さがありました。日本の漫画も含めて、その後の多くの著作物の原型になっているのが分かります。
    ヨームのヴァイキングのサガにある、首切り人と死を恐れないヴァイキング達との問答は、そのまま『ワンピース』でも使えそうです。

  • エッダとサガの紹介と抄訳。エッダについては同著者の『エッダ』(韻文エッダの翻訳)を読んだほうが良い。

  • 題名のとおり、エッダ詩とサガの紹介が一通り読めます。谷口訳『エッダ』より、こちらの方が神話の要約を理解する上ではわかりやすいでしょう。一緒に読むのがお勧めです。サガは200程度ありますが、長いものは手にとりにくく、短いものはあまり訳されていないため触れる機会がエッダに比べるとかなり少ないと思います。本書ではサガの中でも有名なものを20数編簡潔に紹介しており、とても読みやすくまとめられています。

    例によって古本で高校生の頃に購入したのですけれど、帯に780円と書かれているのが信じられない…。図書館や本屋にあればサガがもっと読んでもらえるかもしれないのになあ、と思います。

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