欧米住宅物語: 人は住むためにいかに闘っているか (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106003905

作品紹介・あらすじ

日本人は欧米の住宅や街や公園の豊かさを羨むが、それは住む闘いの成果だ。私費を投じて労働者住宅を作ったナポレオン3世、2万人が家賃ストライキに入ったグラスゴウの借家人、低家賃住宅を寄付したロスアンゼルスの不動産会社…。これは、私の見た「欧米ウサギ小屋脱出物語」である。欧米はいかに住宅不足を解消したか。アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの闘いを語りながら住宅無策日本に提言する。

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    日本人は欧米の住宅や街や公園の豊かさを羨むが、それは住む闘いの成果だ。私費を投じて労働者住宅を作ったナポレオン3世、2万人が家賃ストライキに入ったグラスゴウの借家人、低家賃住宅を寄付したロスアンゼルスの不動産会社…。これは、私の見た「欧米ウサギ小屋脱出物語」である。欧米はいかに住宅不足を解消したか。アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの闘いを語りながら住宅無策日本に提言する。
    目次
    第1部 アメリカのデモクラシー(シカゴのルネッサンス
    不動産会社が寄付したドヤ街婦人センター
    まちづくりは住民合意で)
    第2部 西ドイツの住宅哲学(シュトルベルクのたたかい
    生まれかわったシュトルベルク)
    第3部 フランスの居住思想(ラ・クールヌーヴの反乱
    それは一人の幼児の凍死からはじまった
    「宮殿」に住む低所得者)
    第4部 イギリスの社会主義(戦争便乗の家賃値上げは許さない―第1次世界大戦下グラスゴウの家賃ストライキ
    住宅かけこみ寺「シェルター」―ホームレスをなくそう
    “キャシー・カム・ホーム”)
    エピローグ 欧米で日本を考える

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