エルサレム (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004490

作品紹介・あらすじ

三大宗教の聖地にして民族の坩堝-。東西に分裂したまま危うい均衡を保つ町・エルサレム。四千年にわたる歴史をふまえつつ、中東の交差点を根底から解明。

感想・レビュー・書評

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  • 現代のイスラエル政府やシオニズム活動家も世界のユダヤ人、特にアメリカのユダヤ人に対して声をからしてイスラエルへの帰還を呼びかけている。しかし多くのユダヤ人は帰還を支持しながらも、自分から思い腰を上げてイスラエルへ移住しようとしない。
    どん底にあったウクライナやリトアニアのユダヤ人の心をとらえたのは、祈りと戒律の厳守によって精神的な解放を目指したユダヤ教神秘主義の流だった。
    1840年代以降、エルサレムへの移住が急増した。その背景にはエルサレムをめぐる国際環境の変化があった。

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著者プロフィール

防衛大学校名誉教授、(一財)日本エネルギー経済研究所客員研究員。中東現代政治。在イスラエル日本大使館専門調査員、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員、(財)中東経済研究所研究主幹、防衛大学校総合安全保障研究科・国際関係学科教授などを歴任。主な著書に『ユダヤとアメリカ――揺れ動くイスラエル・ロビー』(中央公論新社、2016年)、『エルサレム』(新潮社、1993年)、『イスラエルとパレスチナ――和平への接点を探る』(中央公論新社、1989年)、『中東政治学』(有斐閣、2012年、共著)、『中東の予防外交』(信山社、2012年、共著)など。

「2018年 『イスラエルを知るための62章【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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