天才の勉強術 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 165
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004599

作品紹介・あらすじ

天才は学習の産物である。ニュートン、ダーウィンから平賀源内まで、天才九人のとを、その生涯から解き明かすユニークな書。

感想・レビュー・書評

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  • もしかしたらそんなに遠い存在ではないかもしれないと希望が湧いてくる。
    子育てをする親にも読んで欲しい。

  • モーツァルトの「真似」
    ニュートンの「孤独」
    ゲーテの「エゴイズム」
    ナポレオンの「読書」
    ダーウィンの「童心」
    チャーチルの「意地っ張り」と「暗唱力」
    ピカソの「変身願望」と「模写」
    チャップリンの「シリアス」な「批判精神」
    平賀源内の「八面六臂」と「耳学問」

  • 勉強することと学ぶこと。これらの言葉が無意識に使い分けられている。例えば、テキスト等にて勉強をする場合、ある知識を広めようとしたら、その知識は抽象化されている必要がある。そして、その知識に環境などが付加され具象化されていくうちに学びがある。つまり経験となる。

    “ものごとを学ぶことの意味は、経験からなにごとかを創造するということにある。何かを学んで自分ひとりで納得しているだけでは、学ぶことは完結しない。(中略)いったん学んだことは、いつか生かされ、表現されることを求めているのである” P. 67

    学ぶことを完結させる、そのように意識することはなかったが学びの一環としてそれらを取り入れようとは考えていた。学びを完結させるためには、学びを意味あるものにするためには「創造」「表現」「発見」といった行為にまで昇華させる必要があるわけだ。

  • 二回目。

    ピカソ、最強やわ。

  • 誰もが知っている転載とされていた著名人の幼少期などの過去を紐解き、彼らが必ずしも勉強ができる人たちではなく、独自の才能を持っていたことを分析。例えばモーツァルトは真似が上手く、ただ真似をする対象よりもさらにいいものを作り出す才能に長けていた、など。読みやすくて面白かった。

  • ■勉強術

    A.ナポレオンは幼年時代から貪欲な読書家だったが、ここで大切なのは、手当たり次第に本を読みとばしたのではなく、要約や抜粋、感想などを記した克明な読書ノートをつくっていたことだ。

    B.ナポレオンが戦場でも、一国の統治においても、人々を驚嘆させるような能力を発揮できたのは、判断力を鍛え、莫大な量の情報を貯えさせた旺盛な読書によるところが大きかったのではないか。彼の天才の秘訣は読書にあったのである。

  • ■書名

    書名:天才の勉強術
    著者:木原 武一

    ■概要

    天才は学習の産物である。ニュートン、ダーウィンから平賀源内ま
    で、天才九人の〈勉強ぶり〉と〈学びの秘訣〉を、その生涯から解
    き明かすユニークな書。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・無からの創造は不可能である。
     豊富な知識こそ、想像の原点である。

    ・今も昔も最強の勉強法は本を読む事につきる。
     本を読めば必ずものを考えるはずであり、ものを考える事で刺激
     を与えられた脳は思いがけない素晴らしい働きを発揮する。

  • 天才と呼ばれる人々の人生から彼らはいかに天才だったのかを読み解き、その能力の源を探る。

    彼らはあるひとつの分野で熱烈な集中力を発揮していた。


    モーツァルト、ニュートン、ゲーテ、ナポレオン、ダーウィン、チャーチル、ピカソ、チャップリン、平賀源内を収録。

  • モーツァルト、ニュートン、ゲーテ、ナポレオン、
    ダーウィン、チャーチル、 ピカソ、チャップリン、平賀源内
    の紹介。
    著者の主観が強すぎるので、本当かな?
    と思わされることが、多々あり。
    それぞれの自伝を読みたくなった。

    勉強法というより、紹介の本として、
    とても良いと思った。

  • 「そして『真似』の天才をつくりあげるためにおおいに役立ったのが、六歳のころから二十歳にかけて何回も行われた外国旅行である。当時、生まれ故郷のザルツブルクは音楽の流行の点では後進地域であった。・・・。なにごとにつけ、無からの創造は不可能である。豊富な知識こそ、創造の源泉である。さまざまな音楽に接してゆたかな音楽の泉をたくわえたモーツァルトは、ほんのちょっとした楽想の断片からすばらしい旋律をつくりだすことができたのである。」(p.30)
    「なにごとにつけ、無からの創造は不可能である。豊富な知識こそ、創造の源泉である。」(p.30)
    現在の「個性化」教育の盲点であろう。創造力のみを伸ばそうと思っても無理である。
    「独創性や個性をことさら強調する現代の教育の風潮のなかで忘れられがちなのが、真似をする能力やものごとを鮮明に記憶する能力である。こういった能力を高めるにはどうすればいいかと言えば、たくさん真似をして、たくさん記憶するしかない。ある能力を高めるにはどうすれば言いかといえば、その能力を酷使することである。」(p.169)
    これも至言である。教育は調教だ。

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著者プロフィール

1941年、東京に生れる。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。著書に『ルイス・マンフォード』(鹿島出版会)、『大人のための偉人伝』『天才の勉強術』『人生を考えるヒント』『ゲーテに学ぶ幸福術』『人生に効く漱石の言葉』『死亡率百パーセントを生きる』(以上、新潮社)、『孤独の研究』『人生最後の時間』(PHP研究所)、『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)、『ゲーテ一日一言』(海竜社)など。訳書に、マンフォード『権力のペンタゴン』『解釈と予測』(共訳、河出書房新社)、『聖書の暗号』『ロゼッタストーン解読』(新潮社)など。

「2014年 『大人のための日本の名著50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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